万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

日記。動楽亭昼席。京都大賞典。マカヒキ。小三治師匠。

土曜日。終日ごろごろ。競馬はサウジアラビアロイヤルカップカップ。ワイドを買っていたが赤字。でも、4着にきたウナギノボリは今後が楽しみになる競馬。 日曜日、昼過ぎに起きるが、なんとか動楽亭昼席に間に合う。開演直前に、Twitterで小三治師匠の訃報を…

日記。仕事のやり方。

今週ミーティングあり。それをきっかけに仕事のやり方を若干の変えた。データをより活用することを念頭においたやり方。成果は出つつあると思うが、さて、どうなることやら。 先週の凱旋門賞はまさかの撃沈。クロノジェネシスが最後の直線でああも沈むとは。…

日記。動楽亭昼席。唐辛子。スプリンターズS。凱旋門賞。

日曜。昼まで寝た後に、動楽亭昼席へ。 米輝…道具屋 二乗…馬の尾 歌之助…手紙無筆 よね吉…天災 中入 南光…小三治コーヒー日記 米左…三枚起請 米左さんは団朝さんの代演。 米輝さん聞いてつまらなかったことが一度もないので、今日の会もいいものになるに違い…

日記。通院。梅田。

土曜日。こちらに来てから初めての通院。心療内科。 診察自体は特に変わったことなし。 久々に梅田に出ることになったが、梅田など以前も滅多に行かなかったので、何もすることがない。映画もすっかり見に行かなくなってしまったし。 適当に歩いてたらWINSが…

日記。夕焼けなど。

大阪に転勤してきて2週目。仕事内容自体は大して変わらないとは言っても、やはり細かいやり方が色々違っている。自分で自分の仕事をハンドリングできないのは、やはりストレスが溜まる。 金曜日、出先から勤務先へ戻る際、オレンジ色の夕焼け。今週唯一の良…

日記、大阪に戻ってくるなど。早速落語を聞きに行くなど

転勤にて、4年ぶりに大阪に戻ってくる。14日引越し。15日、役所やらなんやら言った後に、初めて喜楽館へ。 後日配信されることもあってか、演目としては堅実なチョイス。でも久々ということもあるだろう、銀瓶さんの「天災」も文之助さんの「星野屋」も楽し…

「生命の歴史は繰り返すのか?」の感想

「生命の歴史は繰り返すのか? 進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む」(ジョナサン・B・ロソス/化学同人)生命の歴史は繰り返すのか?ー進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む作者:Jonathan B. Losos化学同人Amazon大変に素晴らしい本だった。 進化の行く末は…

新治さんの「大丸屋騒動」を聞きに出かけたの。

久しぶりに落語を聞きに行った。京都までお出かけ。 ももやま亭 春の陣 新幸…つる 新治…狼講釈 玉之助(太神楽) 新治…大丸屋騒動 中入 新幸(弾き語り) 新治…ちりとてちん 新治さんの「大丸屋騒動」がお目当ての演目。ジャンル分けするならサイコホラー。…

艦これ2016秋イベントのプレイ動画を作成しました

艦これ、秋イベントのプレイ動画を作成しました。拙い動画ですが、どうぞご笑覧ください。www.nicovideo.jpwww.nicovideo.jpwww.nicovideo.jpwww.nicovideo.jpwww.nicovideo.jpwww.nicovideo.jp

「この世界の片隅に」観てきました/「主人公」なんて誰でもよかった/ひとそれぞれですよ

この世界の片隅に、観てきました。 公開翌日の日曜日のレイトショー。9割5分ほど客席は埋まっていたでしょうか。ただ、なんか近畿は妙に上映館が少ないので、それで集中している、ということもあるかもしれません。 上映終了後、客席からは拍手が巻き起こり…

露の新治「たちぎれ」/言葉と仕草と嗅覚

2016年10月30日日曜日。丹波橋の呉竹文化センターへ「ももやま亭 復活祭! 秋の陣」を聞きに出かけた。 お目当ては露の新治さん、というか、いただいた案内メールに、今年は秋の独演会を休み、この会を独演会と位置付けて取り組むとの意気込みが書いてあった…

桂千朝「ながたん息子(菜刀息子)」を聞いて感じた事/発達障害と向き合うということ

2016年10月29日土曜日。テイジンホールへ「桂千朝独演会」を聞きに行く。 テイジンホールは初めて。昭和モダンな感じがして、雰囲気が良い。ただ、トイレがちょっと狭い。 演目は以下のとおり吉の丞……犬の目 佐ん吉……いらち俥 千朝……地獄八景亡者戯 中入 千…

「聲の形」/西宮硝子のハードな日常について

また「映画 聲の形」の話です。 ネタバレを含みますので、まだ映画をご覧になっていない方は気を付けてください。映画オリジナルの要素にも触れますので。というかあの要素が映画オリジナルって、脚本と監督はドSに違いありませんよ。

「聲の形」の感想/本作における「罪」/地獄

「映画 聲の形」3回ほど見てまいりました。今まで見た映画の中でも、重さはトップクラスです。まだ見ていないという方は覚悟を決めてごらんになることをお勧めします。 以下、思ったことを書いていきます。ネタバレしますので、まだご覧になっていない方は…

【ネタバレ】「君の名は。」7回目でようやく矛盾が解消したと思ったらそんなことはなかった話/「曜日感覚どうなってんだ」問題

「君の名は。」7回観てやっと気がついたことがあるので、書いておこうかと。 ネタバレしますので、まだ見ていない方は注意してください。

「君の名は。」を5回観てようやく気がついたことがあるのでみんな聞いてくれ/三葉の父が超重要人物だった/掌になにを書いたのか?

「君の名は。」視聴5回目にしてようやく気がついたことがあるので手短に書いておきます。ネタバレですのでまた見ていない方は読まないようにしてください。 ネタバレですからね? 本当よ? まるで見当違いだったらごめんなさいね?

「君の名は。」から派生して考えたこと/前から考えていたこと

「君の名は。」から派生して考えたこと(前から考えていたこと)をTogetterにまとめたのですが、こちらにも転載しておこうと思います。 togetter.com 「君の名は。」だけではなく、私の中では「おおかみこどもの雨と雪」なんかにも関係してくる問題です。 「…

【ネタバレあり】「君の名は。」の感想。/1200×2/荒唐無稽なファンタジー

「君の名は。」2回見て来ました。実は3回目のチケットも予約してまして、開場までの待ち時間にスマホをポチポチいじって、この文章を書いております。 これから「君の名は。」の感想を書こうと思います。ネタバレしますので、まだ見ていない方は注意してくだ…

「君の名は。」をようやく見てきて、すっかり堪能しましたよ/次はこんな「運命にどうしようもなく抗うSF」を読んだらどうだろう?(自己責任で)

大ヒット中「君の名は。」ようやく見てきましたよ。 人込み苦手だから空いてから見に行こうと思ってたんだけど、いや、公開四週目のレイトショーでもかなり入っててですね。びっくり。 良かったですよーー! エンターテイメント剛速球。 意外性はないのだけ…

「帰ってきたヒトラー」は、とても親しみやすい抱腹絶倒なガス室なので超おススメ!

「帰ってきたヒトラー」観ましたよ。これはいい映画です。 終映後、客席からこんな声が。 「これ、コメディちゃう。ホラーや……」 まさしくその通り。期待していたよりも笑え、期待していたよりもずっとややこしく、期待していたよりもずっと怖かった。 「帰…

LIBROの新譜「風光る」を初めて聞いたとき、どこに衝撃を受けたか言語化を試みるよ!

学生時代にどっぷりはまったものでも、社会人になり時がたつにつれてだんだんとシーンを追うのが億劫になってきて、気がつくと最近の流行とかさっぱりわからなくなっていた、なんていうのは良くある話で。私にとってはHIPHOPがそれだった。フリースタイルダ…

「クレヨンしんちゃん爆睡!ユメミーワールド大突撃」を3回観てきたので、かなりテンション高めに感想書くよ!

映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃、計3回観てきました。 私の中では不動の傑作の地位を確かにしましたですね。私の乏しい映画やアニメの観賞経験の中ではありますが、子供に向けたメッセージが込められた作品としては、その力強さにお…

昭和元禄落語心中、第5話に登場する演目は上方ではどんな具合か、あくまで私の知る範囲で あと芝居噺とか

「昭和元禄落語心中」第5話、見ました。 三角関係、進行中ですねぇ。菊さんとみよ吉さんのキスシーンも出てきて。しかしあれだな、めんどくせえ男だな、菊さんってのは(笑)。 やはり今回最大の見ものは鹿芝居のシーン。見事に化けた菊さんの艶姿も見もので…

昭和元禄落語心中、第4話に登場する演目は上方ではどんな具合か、あくまで私の知る範囲で

「昭和元禄落語心中」第4話、見ました。いやー、みよ吉さん、色っぽかったっすなー。芸事じゃなくて色気ばかりかと思いきや、小唄の稽古のシーンではしっかり聞かせてハッとさせる。他のシーンでは猫的な魅力をふりまいているだけに、小唄のシーンが明瞭に際…

昭和元禄落語心中、第3話に登場する演目は上方ではどんな具合か、あくまで私の知る範囲で

「昭和元禄落語心中」第3話見ました。今回は戦中編。1話、2話と比べて落語のシーンは少なめ。これは実際に落語を演じる場や機会が少なくなっている作中と対応させているのでしょう。不承不承足を踏み入れた落語の世界に菊比古さんがどっぷりはまっていく、派…

昭和元禄落語心中、第2話に登場する演目は上方ではどんな具合か、あくまで私の知る範囲で

昭和元禄落語心中第2話、見ましたですよ。初回がスペシャルで長かったせいもあるのでしょうが、なんかあっという間というか、「えっ!? もう終わり!?」みたいな。 やっぱり若き日の八雲師匠たる菊比古さんの初高座のダダ滑りっぷりが見どころでしょうか…

昭和元禄落語心中、第1話に登場する演目を上方では誰がやっているかについて、あくまで私の知る範囲で

昭和元禄落語心中アニメ化で、落語に興味を持ってくれる人が増えればいいなぁと思っているのだけれど、落語心中の舞台は東京。私は現在大阪在住で普段は上方落語を聞いて楽しんでいるわけで。 だもんで、落語心中に登場した演目を、上方では誰が演じているか…

昭和元禄落語心中、第1話を見ての個人的な感想と演目と萌えポイント

昭和元禄落語心中、見終わった。原作は読んでいるけれど、アニメは全くの初見。丁寧に作ってあるなぁ!面白かった! 登場した話は 「死神」 【落語】柳家小三治/死神(1996年)「二番煎じ」(←小夏がラジオで聞いてるやつ) 落語 春風亭昇太 二番煎じ 「出来…

進化論ファン・古生物ファン必読の〈生物ミステリー プロ〉シリーズは、世界に誇れるガイドブックだ!

技術評論社から刊行中の土屋健著〈生物ミステリー プロ〉シリーズが、もうめちゃくちゃ楽しい。 現在既刊は8冊。それぞれこんな感じ。①「エディアカラ紀・カンブリア紀の生物」 地球上に登場した「生物」たち! 奇想天外なエディアカラ、バージェス、オルス…

イスの偉大なる種族はタイムトラベラーの鑑だ

SFの道具立てとしてのタイムトラベルだが、あれ、現実的には病原菌がすごく問題になると思う。 考えてもみてほしい。大陸から離島へと人が渡っただけで、それどころかヨーロッパから新大陸へ人が渡っただけで大陸から持ち込まれた病気が流行してえらい数の死…