仕事の話。
私の新しい仕事というのが、新古書店の店員さんであります。
難しいのが査定。お客さんが持ってきた商品を値踏みする作業ですな。マニュアルがあるとはいえ、経験が物を言いますから、まだまだまごつくことが多いです。
そんな、言ってみれば「査定見習い中」の私が、こないだ出張買取に行かされまして。お客さんのところに出向いて古本を買い取ってくるというやつですな。
俺なんかが行っていいんですかという問いに「いや、単行本６０冊くらいっていうから大丈夫でしょう」と上司。まあ、そのくらいの量なら何とかならないこともないような気がしないでもないような気がしないでもありますまいというか何と言うか。むにゃむにゃ。
ま、とりあえず、行ってきたわけであります。
いざ行ってみたら、単行本６０冊ではなく、文庫本３５０冊が私を待ち構えておりました。
約６倍じゃねえかよ、おい。
しかも、そのほとんどが赤川次郎。店じゃ既に在庫が溢れている商品です。
どないせえっちゅうねん、と呟きながら、一冊５〜２０円で買い叩いてまいりましたが（笑）
