シドニイ・シェルダンの本をご覧になった方は「超訳」という言葉をご存知かと思います。
下訳者が訳したものを、より自然な文章へと置き換えていく方法です。
従来の訳文に比べて読みやすくはなりますが、原文とかけ離れた意訳めいたものになってしまう可能性もあり、批判的な方も多いようです。
さて、尾崎豊のトリビュートアルバムが発売されました。実際に購入した知人に話を聞くと、なかなかいいアルバムだそうです。
尾崎氏の息子さんと、そのプロデューサーである須藤晃氏の息子さんがユニットを組んで名曲「15の夜」をカバーしたことも話題を呼んでいます。
そのユニット名はCrouching Boys。
直訳すると「屈みこむ少年たち」。
しかし私はシドニイ・シェルダンが流行った時期と、多感だった時期が一致する、いってみれば超訳世代です。
嫌な世代だ。
しかし、私の脳の奥深くに埋め込まれた超訳魂は、この直訳を良しとしません。
もっと、超訳的な、ぴったりの言葉があるのではないでしょうか?
うーむ。
Crouching Boys。つまり……
ウンコ座りのガキども
うん。これだな(尾崎ファンの影におびえながら)。
追記・チラッと聞いてみた感じではCrouching Boys、The Rootsに影響を受けているっぽいですな。