万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

SF小説の話をふたつ

SF小説の話を二つ。

8月10日、「ダーティペアの大復活」が刊行予定とのこと。
あくまでダーティペア。後ろにFLASHはつかない。
ダーティペアは、小学生の頃にアニメを見ていて、そのまま貪るように「ダーティペアの大冒険」「ダーティペアの大逆転」を読破し、そのうちに「ダーティペアの大乱戦」も出て大喜びし、「ダーティペアの大脱走」でテンションがダウン。FLASHの一作目でギブアップし、以降は未読。
とはいえ、小さい頃の思い出の作品の復活なので、今回は買ってみよう。
小説もあったのか。読んでみようかなーという奇特な方は、最初の三冊をオススメ。
ちなみに、個人的には断固として土器手版。
映画まで見に行ったっちゅーねん。


もひとつ。
ハヤカワ文庫SFの話。
最近シリーズ物の刊行ばっかりだなーと思って、ここ1年(2003年7月〜2004年6月)の発行点数を調べて見た。
29点中、24点がシリーズ物。
実に82.75%。
なんだかなー。
海外SFなんか読む変わり者は、シリーズなんぞ大して興味ないと思うのですよ。主たる読者層を読み間違えているというか。
シリーズ物を否定するつもりなんざ毛頭ありませんが、いくらなんでも偏りすぎでしょ、こりゃ。
これだけシリーズ物を刊行して、一番話題になったのが、非シリーズ物のテッド・チャン「あなたの人生の物語」であるというのも、なんともなあ。
同じハヤカワでも、JAやFTだと非シリーズ物の作品を刊行してるし(「マルドゥック・スクランブル」「第六大陸」「デスタイガー・ライジング」は、シリーズってえより分冊でしょ。「クレギオン」の復刻はシリーズ物だろうけど。FTでは<プラチナ・ファンタジー>で、現代ファンタジーにスポットを当ててるし)、Jコレクションでも、若手(除く、飛浩隆)の長編を意欲的に刊行してるんだから、同じことをハヤカワ文庫SFでもやりゃあいいと思うんだけどなー。
シリーズ物をガシガシ刊行するなんていう、手垢のついた方法を取ったところで、新しい読者を獲得できるとも思えないし。