万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

「著作権法改正における関係者間協議に関する質問趣意書」って、長いわっ!

著作権法改正における関係者間協議に関する質問趣意書

……長いね。
これは、川内議員が文化庁著作権課に対して出した質問書ね。
で、これに対する回答が返ってきた、と。
それをアップしてはるのがThe Trembling of a Leafさん。

で、長い上に読みにくいことこの上ない文章なので、一問一答形式で、口語で、ざっくりとまとめてみようかなと思います。



Q:レコード協会と経団連の両方にavex依田氏が食い込んでいるわけだけどさ、これって、関係者間協議がレコード業界の言いなりになりそうだなとか思わなかった?
A:思わなかったなあ。


Q:今後はさ、今回みたいに、関係者間協議に参加する団体が偏るのを防止したり、消費者団体を加えたりする必要があると思うんだけどどう?
あと、「著作家団体」みたく、実際どういう団体が協議に参加しているのかわからなかったりしてさ、外からみててすげえわかりにくいんだけど、どうよ?
A:ええ、がんばります。(??)


Q:今回さ、もう根拠がぐったぐたの、レコード協会主導のお手盛り市場調査がでたじゃん? あれってまずくない? もうさ、協議に参加してる団体共同で、外部の調査機関に依頼してさ、きっちり数値の提出もしてもらって、公平にやったほうがよくない?
A:いや、レコ協の調査だからって、いいかげんとは限らないじゃん。まあ、今後もしっかりと調査をがんばりますよ。

(まあ、実際はご存知の通り根拠薄弱な調査だったわけですが。と、これは管理人の独り言)


Q:あと、本の貸与権ね。コミックレンタル有志の会が、あんたんとこの課長宛になんども意見書を送ってるんだけどさ、今日に至るまで「受け取りました」っていう受領の返事すらないんだよね。なんでさ?
確かに、協議を開始したときにはコミックレンタル有志の会って無かったみたいだけどさ、そのあと、結成して、意見書送って、協議に参加したいとも言ってるわけっしょ? なんで参加させないのさ?
A:確かに意見書はもらってるし、分科会の場や国会の場には資料として提出しましたよ。
あと、協議が始まった後に参加した言っていってきた団体については、今後もケースバイケースで参加できるようにしていくっす。

(これ、なんで今回参加できなかったかについては、一言も答えていないね


Q:業界団体じゃなくてさ、消費者団体が協議に参加したいって言ってきたときはどうするの? 今回の場合だと、日本生活協同組合連合会全国消費者団体連絡会なんかは参加すべき資格があったと思うんだけど。
A:うん。消費者も大事。だから、法制問題小委員会には参加してもらったし、分科会の報告書について意見募集もやったよ。

(しかし、分科会には消費者の参加はなし。法制問題小委員会にもわずか2名の参加。しかもオブザーバーだかなんだかっつう立場。おまけに「意見募集はパブリックコメント募集とは違うから」とかいって、募集を通常一ヶ月のところを2週間で打ち切り、「文化庁にはよせられた意見は置いてあったから、隠してたわけじゃないよん」と言い張っているのは、これまでの国会審議で明らかになったとおり)


Q:協議の結果、まとまらずに流れたことって、過去にあるの?
A:ああ、協議会を全部把握してないからわかんねえけど、版面権についての協議は1年以上中断してるなあ。


Q:過去五年間に、1年以上協議が中断している例があったら全部教えて?
A:上記の版面権がそうだね。


Q:前に小泉総理がくれた答弁書でさ、「関係者間の意見が、こないだの協議での合意と矛盾してるかもしれないから、関係者を経由してその意見をもういっぺん聞いて、『いや、矛盾はしてないよ』って確かめた」ってあるじゃん。これってさ、関係者を通すと、意見を歪められたりするかもしれないじゃん。
経由するんじゃなくて、著作権課が直接確認しないとまずいんじゃない?
A:適切に対処していきたいっす。

(なんのこっちゃ?)


Q:関係者間の合意が独禁法に触れないかどうか、公取委にチェックしてもらうのを義務付けてもらったほうがいいんじゃない?
A:適切にしていくから、義務付ける必要はないでしょ。



以上、長かったなあ(笑)。
「なんか、文化庁からの回答が、やけにおざなりに省略されてない?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、実際におざなりな回答しか返ってきてないんだから、勘弁してくれ(苦笑)
あれだ、要するにこれまで繰り返してきた言い訳を、また繰り返しただけだ。
これで通用すると思っているのだから、恐れ入る。よっぽど舐められてんだな、俺ら。