万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

また余計なマークが増えやがるぜ

レコード輸入権にまつわる問題を扱っているサイトの多くで、日本産コンテンツであることを示すCJマークを取り上げていますな。
なんで取り上げるかってえと、「お前ら、『このマークのついていないCDは税関通さないよん♪」とか寝ぼけたこと抜かす気じゃねえだろうな、コラ」という牽制の意も多分に含まれていると思うんですが、個人的には、それよりもマークが増えてしまうこと自体が問題でありまして。

なんかなあ、またうざってえマークが増えちまうよ。
レーベルのロゴや事務所のロゴなんかは、まだいいんだ。そこから人脈なんかも窺えるし。
まあそれも、あまりにごてごてと多くのロゴがついてしまうと興ざめだけれども。ひとつの作品に3つも4つも。どれがレコード会社でどれが事務所で、どれがレーベルでどれがトレードマークだ。もうなにがなんだか。
試しにいくつか手元のCDを見てみるに、まずは表面、悪名高き「Parental Advisory Explicit Lyrics」マーク。HIPHOPだと見るや無差別に貼り付けて、アートワークをかき乱しやがってからに。OUTKASTJURASSIC 5ORGANIZED KONFUSIONのどこが青少年に悪影響を与えるのか、理解できるように説明してみやがれ。
更に言うと、SCARFACEの名曲“HAND OF THE DEAD BODY”に対する、ラップバッシング側からの説得力のある反論ってのを、寡聞にして知らない(観察学習だとか模倣学習だとかとぼけたこと抜かす奴は、Banduraの前で同じこと言ってみやがれ)。
ちなみにリリックとその邦訳がミュージック・マガジン増刊「The Parfect Beats」という本に載っている。あのECD監修の、今でも頻繁に読み返す本。オススメです。

で、裏面に回ると、「FBI ANTI-PIRACY WARNING」マークが。って、でかっ
なんで天下のMOTOWNのロゴよりでかいんだよ、これ。
海賊盤に縁のない身にしてみれば、目障りなことこの上ない。
まるでFBIが海賊盤撲滅に力を入れているみたいじゃないか。なぜか海の向こうからは、RIAAが訴訟を起こしたというニュースくらいしか伝わってこないけれども。

で、これが国内盤になると、天下の広域指定暴力団著作権管理団体、JASRAC様のマークが登場だ。
まあ、何も言うまい。せめて背景のジャケットの色に調和したものにして欲しいが(そういう配慮がなされたものも多いけどね)。

さらに、今回そこに日本産コンテンツであることを示すCJマークが加わる。
海の向こうのFBIマークのことも頭に入れた上での、マーク作成なんだろうけどね。

ああ、それに忘れちゃいけない、CCCDマークがあるな。
この音源はPCではコピーできないことが多いです。あと、再生が出来ないこともあります」って意味のマークだ。

これで終わりかと思いきや、そうじゃない。
輸入権行使の際には、きちんと『日本輸入禁止』と書かれたものだけにしてね(はあと)」という要望が文化庁に伝えられているわけだ。
この要望が通った場合(ぜひとも通って欲しいが)、さらにマークがひとつ加わることになる。

それぞれのマークには、それなりに有意義な目的がある(「PARENTAL ADVISORY〜」以外にはね。あれは断固として認めん)。
で、ある時気づくんだよ。いつのまに、音楽ってのは、こんなに多くのマークでプロテクトされるようになっていたんだろう。


そういや、一昔前のゲームには「NO! RESALE!」マークもくっついてたな。しゃらくせえ。