万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

イーガン、ライバー、ベスター等

イカロスの誕生日」小川一水/ソノラマ文庫
「復活の地 3」小川一水/ハヤカワ文庫JA
「すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた」ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア/ハヤカワ文庫FT
「トリポッド 1 襲来」ジョン・クリストファー/ハヤカワ文庫SF
「くらやみの速さはどれくらい」エリザベス・ムーン/早川書房ネビュラ賞受賞作)
万物理論」グレッグ・イーガン/創元SF文庫
「魔の都の二剣士」フリッツ・ライバー/創元推理文庫
「エンベディング」イアン・ワトスン/国書刊行会
「願い星、叶い星」アルフレッド・ベスター/河出書房新社奇想コレクション


「願い星、叶い星」の巻末に奇想コレクションの今後の刊行予定が載っていて、これがなんとも楽しみにさせてくれる。
ラインナップは以下の通り。

「輝く断片」シオドア・スタージョン
「どんがらがん」アブラム・デイヴィッドスン
「ごっつい野郎のごっつい玩具」ウィル・セルフ
「ページをめくると」ゼナ・ヘンダースン
「TAP」グレッグ・イーガン
たんぽぽ娘」ロバート・F・ヤング
「最後のウィネベーゴ」コニー・ウィリス

いわば「奇想コレクション第二期」にあたるこの面々。目玉はやはりグレッグ・イーガンと、ミステリ作家の殊能将之氏が編纂にあたったアブラム・デイヴィッドスンだろう。
ていうか、アブラム・デイヴィッドスンなんてまあ、最後に作品が翻訳されたのって何年前になるんだ?(とかいうと、SFMかHMMでこっそり訳されていたりしそうで恐かったりもするんだが)。
つーか、この勢いでサミュエル・R・ディレイニーやハワード・ウォルドロップの短編集なんかどうっすか?