万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

M-1の感想

日曜日は11時ごろに帰宅し、それから録画しておいた有馬記念M-1をチェック。
で、M-1トータルテンボス南海キャンディーズが未見だったんだけれども、いや、南海キャンディーズ面白かったわあ。火を怖がるサイにはテレビの前で大爆笑。何度も見返してしまいましたよ。
優勝したアンタッチャブルとの差は、やっぱりネタの構成だろうか。ネタの中で一番笑いが爆発するポイントがどこに来るかという話。
アンタッチャブルは、ツッコミの柴田さんが徐々にテンションを上げていき、終盤にそのテンションを最高潮まで持っていくことで、爆発するポイントを終盤に持ってきている。それに対して南海キャンディーズはその笑いのポイントがネタの前半に来ているのね。
自分たちのことを良く知らない観客をあっためるという意味で、一回目のネタ前半にドンと笑えるものを持ってくるというのは正解かなとも思うのだけれど、二回目のネタを見る頃にはもう観客の南海キャンディーズに対する見方が変わっているわけで、二回目のネタの前半ではなくて終盤に爆発するポイントを持ってくることが出来たら、もっと審査員の票が分かれたかもしれないなどと。
でも、とても面白かったですよ。ネタ番組南海キャンディーズが出るとしたら、それを目当てに番組見ますよ、うん。

他の皆も面白かったけれど、個人的には千鳥と東京ダイナマイトがあまり笑えなかった(まあ、千鳥のネタは以前にも見たことがあったってのもありますし、私が苦手なタイプのネタだったってのもあるんですが)。二組とも客席を気持ち悪ーい笑いに巻き込んでいくタイプなので観客もテンション上がっちゃってるM-1みたいな形式はもともと不利な部分があるのかもしれないですな。
しかしあれだね、POISON GIRL BANDってボヤキ漫才の変種なのかも知れないですな。あと、このままだと笑い飯は飽きちゃうぞ、と。