万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

Dawn of the dead stock

新古書店で商品を売る際、「えっ!? こんなに安いの!?」ってな感想を持ったことがある人、多いのではないかと思う。
そうなんだよなあ、安いんだよ、買取価格。

これに対しては、まあ、一応の弁明を行うことは出来る。
なんのことはない、デッドストックが凄いんだよ。本やCDに関しては売れる量よりも買い取る量のほうが多いんで、買取値を低く抑えないことには利益がうまれないのね。
例えばだけど、本の買取価格の最低値を50円に設定したら経営が成り立たなくなりますって言う店、少なくは無いのではないかと勝手に推測。

でもなあ、このままでいいのかな? とも思うわけですよ。
マーチャンダイズを放棄する代わりに出来るだけ手広く買取していくという方法論で新古書店は発展し、その末に今のデッドストック満載状態があるわけだけれども、本やCDに関しては売上の伸び悩みともあいまって、もう飽和状態にあるのではないかなと思ったりするわけですよ、新古書店的に。
「きれいだったらなんでも買いますよ」という方法論も限界が見えてきているのではないかな、と。
でもその代案があるかというと、それほど頭がいいわけじゃないんだ、俺は(笑)。

いや、ひとつ代案があるにはあって、その方向に向けて動いている会社というのも複数あるとは思うんだけども、これが、個人的に歓迎しかねるというかなんというか。
その代案というのが「古本やCDを切り離していき、他の業種、商材に活路を見出していく」というものなんだよね。
これを読んで「新古書店がなくなるんだ!」とちょっぴり喜んだ人、いやいや、そうも言ってられないんですって。本を読む人、音楽を聴く人の人口が少しばかり劇的に減少するかもしれないわけだから。これ以上潜在的なユーザー人口が減ったらどうするね? まあ長期的には確実に減ってはいくわけだけれど。人口も減るわけだし。
本当、どうしたらいいかね、このストックの山。なんかいい方法無いもんかなと思いつつ、毎日在庫と格闘しているわけです。