万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

買いたい本覚書

銀河通信さんが注目の新刊を紹介するコンテンツを更新停止して以来、買いたい新刊に目星をつけるのが億劫になってしまった。ので、忘れないように買いたい本の覚書でも書いておこうと思う。もう完全に俺専用のメモ。

ジョージ・R・R・マーティンの連作短編集「タフの箱舟」が2ヶ月連続で刊行予定(全2巻)。昨年はグダグダのラインナップであったハヤカワ文庫SFレーベル。「SFが読みたい! 2005年度版」においては、自社から出しているガイドブックであるにもかかわらず14位に一作品滑り込ませるのがやっとという快挙も達成したわけだけれど、今年に入ってからはソウヤーの「ホミニッド」刊行、そして4月5月とこのマーティン作品。復調の気配だといいなあ。

同じくハヤカワ文庫、JAレーベルからは5月に谷甲州の短編集「星空の二人」刊行予定。名短編集であった「星は、昴」みたいな素敵な本でありますように。

単行本では「ハリガネムシ」の吉村萬壱が新作「バースト・ゾーン」を刊行するという珍事が発生。どうした、早川書房文学賞でも狙っているのか。

東京創元社、文庫ではエドモント・ハミルトンの「反対進化」が刊行済みなので今度買いに行こう。4月に刊行予定のフリッツ・ライバー「妖魔と二剣士」はファファード・アンド・グレイマウザーの4冊目。義務のように購入いたします。ていうか義務だろ。
同社の海外文学セレクションではバリ・ライの「インド式マリッジ・ブルー」が気になる。いつ出るんだろう? 同じくインド系の作家であるジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」はどうも肌に合わなかったんだけど、これは楽しめるかしら。