万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

単品管理への道は遙か遠く……

もう世の中POSが当然であり、単品管理が常識。端末で検索すればどこに何個在庫があるのかわかるという世の中が実現しつつある中、私が生息している新古書店はというとお寒いばかり。
いや、CDやゲームやDVDはPOS導入して単品管理やってますよ?
本はやってないの。


で、ですね、それはなぜかという話をしようと思うわけです。
しかし、やがては新古書店も本の単品管理をしていくでしょう。取り組んでいる会社もあるようだし。でも、そんなに進んでいない感じがするのね。
では、本の単品管理導入を阻んでいる要素はなにかというと、きっと色々あるとは思うんだけど、現場としては無視できない要素が一つある。それは何か?


めんどくさいのよ。すんごく。


いや、ひとまずその角材を下ろして、何がめんどくさいのかを聞いていただきたい。
買取がね、恐ろしく煩雑になることが予想されるわけですよ。
買取が集中するシーズンのピークの時間帯なんかになると、場合によっては1時間待ちとかになったりするわけですよ、現状でも。
大体の目安だけれど、本の場合5分で100冊くらいの買取査定をするのね。単品管理をするとなると、そこにさらにバーコードをスキャンするという作業が加わるわけだよ。
あ、今「なんだ、そのくらい大したことないじゃん」って思ったでしょ。
でもねでもね、本の買取となると100冊単位の持ち込みも普通にあるのよ。極端な例になるけれど、私の場合ひとりで1200冊を買取したことがある(笑)。
まあ、あれだ。タワーレコードかなんかのレジにCDを100枚持っていったら、時間がかかりそうだなーってのを想像してもらうとわかりやすいかも。一枚一枚「ピッ」ってスキャンしていくわけですよ。時間かかるよ、そりゃ。


いやね、ウチの業界も単品管理導入はしていくべきだと思うのね。これは絶対。
ただ、それが案外つまらない理由で遅れている、ってのを一応書いておこうかな、と。