万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

激戦区・争奪戦

同業者のファースト・コーポレーションが自己破産だそうで、いや、どこも厳しいねぇ。
他の小売業の例に漏れず、新古書店というのも既存店が売上を伸ばそうと思ったら、そりゃ苦労するわけで、こういったケースはこれからも出てくるだろう。


今の勤め先は、車で行ける圏内に新古書店が4軒、さらに中古ゲーム屋が3軒あるという激戦区でありまして、もう顧客の奪い合いの様相を呈しております。
というのも、中古を取り扱う商売においては、お客さんというのは中古品の仕入先でもあるわけで、商材が乏しくなってしまったのでは、もうそのお店の未来は暗い。売上を上げようと思ったら、まず商品を集めないことにはどうにもならないわけで、販売と買取、2つのフェイズで顧客の奪い合いとなるんですな。


そんなわけで、買取を増やそうと必死で頑張っているんですがね。最近つくづく思うんだけど、ある商圏における中古商材というのは、限りある資源みたいなもんだなあ、と。
考えてみれば、ある商圏の人口が持っている中古商材の量に限りがあるのは当たり前なわけだけれど、いざ奪い合いの様相を呈してくるとそれが実感できるというか。

実は、(もちろん地域差はあるけれども)全体的な傾向として、古本の買取数量が減少している、というのがあったりするんですよ。
これって、実はその地域の中古商材をあらかた食べつくしてしまったということじゃないかな、なんて。
泳げばそこら中にエサとなる有機物が転がっている、そんな原初のスープみたいな状態はもうとうの昔に終わっていて、今は数少ない食料を奪い合う感じ。うーん、自然って血みどろ。

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