万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

コンテンツ産業と結果論/切り拓け!


さあ、今日は思いっきり結果論を書きまくるぞ。



結果論を言うと、既存の出版流通は、新古書店や漫画喫茶を敵視するのではなく、さっさとその業界に参入するべきだった。

結果論を言うと、音楽業界は積極的に配信サービスを展開するべきだった。

結果論を言うと、映画会社は積極的にニコニコ的な遊びの場を提供するべきだった。

新たなメディア、新たな流通、新たな楽しみ方、言い換えると新たな需要が生まれたのだったら、そこに早くから積極的に参入するべきであった。新たな場でも主導権を握れるように、きちんと地盤を固めておくべきだった。



なぜにこうも後手後手にまわってしまうのか?
やっぱり、コンテンツの需要ということについて、意識が薄いせいだと思う。
作品を送り出すまでが仕事、みたいな感覚というか。
だもんで、送り出してからの新たな展開にまで気が回らないというか。
例えば、昨年、DSの文学全集が話題になったけどさ、あれ、本当だったら出版社主導で企画しなければいけない代物だぜ?
ケータイ小説への質的な批判はあとをたたないけどさ、そこで生まれた新たな才能を育てようとしている、コンタクトとって編集さんつけて今後も伸ばそうとしている出版社ってあるの?
新たに発生した需要や流通の各所で権利を主張するのではなく、本当だったら、新たな需要や流通を切り拓かなければいけないのにね。
だからジリ貧になったんだと思うよ、結局は。送り出した後をクリエイトする意識が薄いままだと、ずっとこのまんまだと思う。