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万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

出版業界は膝を折れるのかね?

書籍 著作権 出版業界関連

講談社が大赤字だったり、出版敗戦なる文字をよく目にしたりする今日この頃。
図書館をターゲットとした公貸権や中古販売をターゲットとした消尽しない譲渡権、マンガ喫茶をターゲットにした展示権や出版物の著作隣接権といった権利の創設を求める動きも、若干のタイムラグを置いて再び活発化してくるのではないかと思うのだけれど、その時、出版業界がどのような主張をしてくるかに興味がある。


「出版敗戦」という言葉で面白いと思うのは、出版が何かと「戦っていた」という意識を反映しているところだ。では、彼らは何と戦っていたのか。
それは図書館やマンガ喫茶、新古書店といった、同様に書籍を扱うサービスであったというのが、偽らざる感想である。
そんなことやっている間に、「書籍」や「雑誌」のパイはどんどん小さくなり続け、広告も減った。
今ならば「戦う相手が間違っていたのではないか」とか「戦うのではなくて飛び込んでいくべきではなかったのか」という意見の人も少なくないのではなかろうか。
後の祭りだ。


最初に挙げたような新たな権利創設を求める動きが再び活発化したとき、彼らは再び戦うような姿勢で現れるのだろうか。
それとも膝を折り、一礼した上で援助を求めてくれるのだろうか。
前者ならもう知らんよ。ウチら、別に本売らんでもやっていけんこともない。