万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

こんな形で「アルファ・ラルファ大通りの脇道」に触れるのは、失礼でご迷惑をおかけすることかもしれないのだけれど


アルファ・ラルファ大通りの脇道というブログがあります。
SF小説のファンだったら、コードウェイナー・スミスの短編のタイトルにちなんだブログ名でピンとくるでしょう。中にはよく見に行っているという方もおられるかもしれません。
SF小説の感想を多くアップされているブログであり、私もRSSに登録して度々書評を読みに行ったりしていたわけです。
今日も、RSSをチェックしながら見に行ったんですが、私の知らないうちにブログがすっかり様変わりしていました。

アルファ・ラルファ大通りの脇道:はじめに

そのような状態ですからあるとき突然、家族がそのようになったとき、その兆候を察し、それが病気であることを理解してあげることなどできない状態でした。
正しい知識がなければパニックに襲われます。
私も、妻が統合失調症であるということに気づくまで、パニック状態でした。
もっとも、気づいた後でも知識に乏しく、途方にくれる日々をすごしています。

私と妻の物語の先が、ハッピーエンドにつながっていることを毎日祈っています。

そして、いつか「アルファ・ラルファ大通りの脇道」が以前と同じ読書感想ブログになることができたらいいなと思っています。

そしてその後に「経過報告」と題されたエントリが続いています。管理人さんと奥様の二人三脚の闘病記。現在進行形であるようです。

私は統合失調症について詳しいわけでもないですし、統合失調症に苦しんでいるご本人や家族の方を助けようと運動しているわけでもありません。興味本位で他人の苦境をを紹介していると言われたら、返す言葉もありません。
また、本来書評ブログである「アルファ・ラルファ大通りの脇道」を、書評とは全く無関係の内容で紹介することは、とても失礼なことかもしれないとも思います。


しかしながら、この「闘病記」は、もっと多くの人に読まれるべきではないかと思いました。
私、ストレスが消化器にくるタチなんですが、読んでいて胃が痛くなってくる文章というのは実に久しぶりです。
文章から伝わってくる愛情に心を打たれてしまったわけですが、どのような言葉で表現したらよいのか、途方に暮れてしまいます。
何か、書けば書くほど、このエントリが良くないもののような気がしてきました。でも、この文章が広く読まれるべきだという思いは変わらないのです。
どうしたらいいのでしょう。わかりません。