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万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

本屋の歩き方「本屋ナビ」vs Googleマップ「(地名) 本屋」

夜中に起きてしまったので、「本屋の歩き方」の本屋ナビと、GoogleMAPを使い比べてみた。
「本屋の歩き方」というのは、凸版印刷が始めたプロジェクト。要は本屋や読書を盛りあげよう、というもので。ニュースリリースはこちら。
凸版印刷|ニュースリリース
このプロジェクトのサイトが4月1日に正式にオープンしたわけだ。
転勤が多いと、引っ越した先の土地で探すのに一苦労するってのが使い勝手のいい本屋だ。あと床屋とコンビニと映画館と飯屋。

本屋ナビに比べて、GoogleMAPの方が網羅性は明らかに上。今住んでいるところ(大阪)を見てみたときはそれでもさほど気にならないが(それでも差はある)、我が故郷新潟を見てみたときには、その差は歴然であった。東京は見てないから知らん。
ここから推測するに、地方都市においては本屋ナビがその便利さを発揮できるようになるのは、先の話になりそうだ。
ただ、GoogleMAPに比べて本屋ナビが優れている点もある。店の大きさで「大」「中」「小」と分けているところや、店の人のコメントが読めるところだ。
小さな本屋では明らかに置いていなさそうな本を買いたい時もあれば、近場の小さな本屋で十分用が足りることもあるだろうから本屋ナビで規模がわかるのは便利であるし、個性派の書店にとってはコメントや検索機能が効いてくるかもしれない。
しかし、網羅性の他にもGoogleMAPの方が優れているところもある。それは関連業種も一緒に示してくれるところだ。「(地名) 本屋」で検索すれば、新刊書店だけでなく、古本屋なども示してくれる。本屋ナビは本をめぐるサービスの中で新刊書店の情報しか示してくれない。
本屋ナビが新刊書店の情報しか扱わないことが、利用者のニーズに合っているかどうかという問題はもっと考えた方がいいかもしれない。新古書店を表示しないにしてもだ、きちんと寺銭払っているレンタルコミックの情報を表示しちゃならん理由もなかろうし。もっとも、Googleマップでもレンタルコミックの情報はさほどフォローされていないけれど。
また、新刊を売っている場所はいわゆる昔ながらの新刊書店だけではないわけで。例えばPC関係の技術書を求めに家電量販店にいくという人もいるだろうがそれは本屋ナビでは調べることが出来ない。
また、アニメイトとらのあなメロンブックスといった、ユーザー層を絞った書店については、本屋ナビではあるべき場所を見ても発見出来なかった。もちろん全国津々浦々チェックしているわけじゃないけれど。
あ、あとヴィレッジヴァンガードも入ってねえわ、本屋ナビ。
本屋ナビは、時間をかけて網羅性を高めていくと同時に、その扱う幅を広げて行くことができれば、便利なサービスになるだろうな。それがいつになるかは、ちょっとわからん。個人的には、「本屋に行くついでに◯◯したい」という需要に答えることができるようになってくれたらいいなと思う。
いや、最近、ようやく気軽に行ける範囲内に使い勝手のいい本屋と、その近くの落ち着けるカフェを発見してね。そういったことがわかるようになってくれればいいな、と。