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万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

買取告知と戯れるお話

仕事

古本の買取告知でアピールしているタイトルをリニューアルしたろうと思いましてね。
こういうのは思い立ったが吉日というやつなんで、この三日間で21時間ほどサービス残業して一気にやっちゃったんですけれども。
ついでに、ウチで大体何枚くらい古本の買取告知を掲示しているのか数えてみたんですよ。
約350枚也。


350枚というのが多いのか少ないのか。まあ、おそらく多い方ではないかと思います。
もちろん、350枚を一か所にまとめて貼っているわけではないです。そんな大きな壁面、店内にないです。どんだけメガストアなんだよって話ですわ。
まあ、使えそうな壁面は使いますよね。
外に面した窓面も使います。
あと、階段の壁面も使います。
棚も使います。「お? この棚、在庫量的にこのマスを空けられそうじゃね?」とかありますと、嬉々として棚を空けて告知に転用します。
背の低い棚がありまして、その棚の上に力技で買取告知を設置します。
作業量的に追いつかなくなるのでまだやっていないんですが、さらに売場に差し込みPOP的に設置する、という手もあります。以前にいた店ではやってました。細かいからメンテナンス大変なんだ、これ。


買取告知、量が少なければ少ないほどメンテナンスは楽なわけで、量が少なくても買取が確保できているのなら、別に増やす必要はないと思うんですわ。
実際それで失敗したことがありまして。買取が減っているわけでもないのに調子に乗って買取告知増やしちゃってですね、そしたら買取が増えて(前年比120%ってあーた)、そのタイミングでパートさんが辞めて働き手が減り、補充の人員が確保できなかったので毎日朝まで残って棚入れをする羽目になった、という。もう、人員の補充を渋った当時の上司のことは今でも恨んでいますが。


しかし激戦区ではそうもいっていられません。自社他社問わず競合わんさか。しかも店舗数、増えやがったし。
さすがに他社の売り上げはわかりませんが、自社競合の売り上げ数字はチェックできるわけで。いやあ、ウチが調子よければ余所は調子悪いし、余所が調子よければウチは調子悪いし、リンクしまくりですよ。
その地域のお客さんの奪い合いの様相を呈しているわけですな。
そもそもが、わざわざ遠方からお客さんに来ていただくのを期待する商売ではありません。その地域におけるお客さんの数も、その地域に眠っている本の数も、限られた中でパイを奪い合っている。なんか、D'angeloの名曲Devil's Pieみたいですな。Fuck a slice. We want PIEという奴で。スライスなんざくそ食らえ。俺たちゃパイ丸ごとほしいんだ、と。


で、買取告知を増やしたわけです。ここ数カ月かけて。
狙いは在庫の確保と、それ以上に顧客の確保です。
なんせ商材が古本ですから、基本的に安定しないわけです。だから、販売の客数を上げるために販売するもの自体をアピールするというのは、出来ないわけではありませんしやっていないわけではありませんが、それだったら買取告知の方がずっとアピールしやすいじゃん、と。
つーわけで積み重ねて350枚、ですよ。
結果、既存店の中では客数はいい感じで推移しているわけであります。いぇー。


ただねえ、楽はできないもので。
当たり前のことなんですが、買取価格って、時がたつにつれて変わっていくものですから。当然掲示も変えていかなければならない。
おまけに、その時アピールするべきタイトルというのも、当然移り変わっていくので、大きくアピールする作品用の大きなPOPも作りなおす必要があります。新たにあの作品が話題で在庫も少ないからアピールすべきで、でも、この作品は少々在庫がだぶつき気味になってきたからここらへんでアピール縮小して在庫を絞り込んで、え? アレがアニメ化? 在庫なんてあるわけねえじゃんよ。お前の欲しい本はうちだって欲しいんだよ。つーか、前々からこの作品は評判になるっていってたじゃんよ、俺。告知でかくすっか。ラミネート大好き(諦)。 え? 映画化? この秋に映画化? 春先から力入れてたのに今から動くか。強化か、更に強化か。
……とまあ、大量の買取告知を変化させていくのは、血を吐きながら続ける悲しいカバディみたいなものでして。


そんな私ですが、近々古本担当からゲーム担当にコンバートされることになりまして。
いやっほう! 解放されるぞ! あの壁一面、窓一面の買取告知から!


さて、ゲームの買取告知&予約告知と戯れる日々が始まるお……
ゲームの予約告知ってのが、またこれがスピード勝負でなぁ(ry