万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

私はなぜアホみたいに本を買うようになったか

2007年9月23日に書いたエントリの再掲です。
現在は落語会に行く費用を捻出するため、本を買う量はこの時より減っていますです、はい。
http://d.hatena.ne.jp/banraidou/20070923/1190502103








月に3万~5万くらい本を買っている。せっかく新古書店に勤めているのに、9割方新刊書店から買っている。恐ろしい。
おまけに、通勤は自転車で5分だし、家に帰ったら寝るのに必死だしで、ちっとも消化していけない。部屋と実家の物置では数多くの本が未読のまま徐々に劣化している。こりゃあもうちょっとした罪であろう。
しかしまあ、どうせ読みきれないことがわかっているのに、こんなに本を買うようになってしまったのだろうか。
そりゃあまあ、昔からの習慣ではあるんだが、なんでこんな習慣が身についてしまったのだろうか。


そりゃあもちろん、うっかりしてるとすぐに欲しい本が手に入らなくなってしまうからだ*5
あるジャンルの小説に虜になってしまったり、迂闊にも系統立てて本を読んでみようとか思ってしまったりすると、このことは実感できる。
書評やガイドブックで取り上げられていて、すごく面白そうな本が品切れ・絶版・入手困難とか、ちょっと前まで本屋でよく見かけたはずの物が、いざ欲しくなって探し出すと全然見つからないとか。昔はネット書店も無かったからなおさらのこと。
哀しいかな、ある種の本は「一期一会」なのである。少なくとも感覚的には。


ここで買っておかないと二度とお目にかかれないという強迫観念が、読めもしない本に財布を開かせる。いや、だっていつか読むかもしれないじゃん。面白そうだし。


かくして、本と本の間に出来た谷に身を横たえて、今日も眠るわけだが。


つまり

・本はすぐ絶版・品切れになる
 ↓
・ここで手にいれておかないと手に入らなくなるから、買っておく
 ↓
・で、買っておいた本がやっぱり入手困難になったりする
 ↓
・「ほれみたことか!」と、ますます本に金を使う


てな感じで。
本が簡単に入手できるものであったなら、私はこんなに本を買うようにならなかっただろうし、このアパートももっと広々と使えていたに違いない。
かように、すぐに欲しい本が入手困難になるというシステムは、まるで依存症のようなヘビーユーザーを養成するのにはいいシステムであるのに違いない。
ただ、無駄に敷居が高くなるので、ライトユーザーの裾野を広げるのには全くもって不向き。
だから、今の時代、オススメはいたしかねる。