読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

9月6日 第47回桂米二不定期落語会

落語

太融寺へ、桂米二不定期落語会を見に行ってきました。

桂二葉…道具屋
桂米二…宿屋町
桂紅雀…向う付け
桂米二…住吉駕籠

初舞台を迎える弟子へ ジーやんの拍子の悪い日々・桂米二
桂二葉さんの初舞台、見てまいりました。
会場は200人を超える大入り。
アフロの女流噺家であるところの二葉さんの登場に「待ってました」の声までかかりまして。
初舞台を迎える弟子に向けた師匠である米二さんがエントリで「この日の暖かいお客さま、そして舞台袖にいる先輩たち、お囃子さん、スタッフはみんな君の味方ですよ。」と書いてらっしゃいますが、これがもう誇張でもなんでもなくてですね。完全にホームの雰囲気と言いますか。
終始和やかな雰囲気と笑いの中で進められた初舞台でした。
個人的には、喜六*1が本当にアホみたいでよかったです(笑)。


続く米二さん、枕で二葉さんや一番弟子の二乗さんの入門時のエピソードなどに触れた後、「こんなに入るんなら、毎回誰か初舞台で上げようか」と(笑)。
わかりにくいところに解説を入れながらの「宿屋町」は実に余裕と貫録を感じさせるものでした。


紅雀さんの「向う付け」は先日、動楽亭でも見たのですが、先日と変わらず非常に良かったです。場内も爆笑の渦で。
アホであるところの主人公が、アホながらも笑顔を絶やさない、愛嬌のある好人物でして。色々とスカタンをかますのですが、それがまったく鬱陶しくなく、愛らしい。
登場人物たちもそんなアホを暖かく受け入れ、ブツブツいいながらも、いい大人であるアホが洟を垂らしているのを見つけると拭いてあげるのであります。


トリは米二さんで「住吉駕籠」。
初心者ながら、どうも苦手意識を抱いてしまうというか、どこが面白いのかよくわからないネタというのがいくつかあったりしまして、「住吉駕籠」もその一つなんですが。
でも今日の米二さんの「住吉駕籠」は気持ちよく楽しむことが出来まして。酔っ払いが駕籠屋をにらむ表情などには爆笑してしまいました。
先日の独演会で聞かせてもらった前座ネタの「寄合酒」もそうでしたし、他の方が演じるのをCDで聞いてあまりピンとこなかった「口入屋」を米二さんで聞いた時にも思ったのですが、「ああ、この噺はこんなに面白い噺だったのか」というのを感じさせてくれるというか。
本当に大好きな師匠であります。

*1:東京の落語でいうところの「与太郎