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万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

9月1日に彦八まつりに行った記録

日常 落語

朝から彦八まつりへ。初めて。
11時からオープニングセレモニー。その少し前に着いた。既に生國魂神社の境内にはお客さんがたくさん。もちろん噺家さんもたくさん。境内からしばし離れて、座って休んでいたら、目の前を文太さんと竹林さんと南湖さんが通りすぎる。うお。

汗の噴き出すような日差しの中、オープニング。委員長の小染さんと司会の小春團治さんそっちのけで、キダタローさんと鶴瓶さんの、まるで漫才のような掛け合いが始まる。
落語家さんたちによる合唱団のキダタローメドレーを聞いていたのだが、暑さに耐えられなくなりステージ前を離脱。鶴二さんの屋台で豚まん二つと生ビールを購入。ビールはあまり好きではないのだが、炎天下、かつ昼間からという事で、大変においしい。
多幸感に包まれながらうろうろ。たくさんの噺家さん。福若さんが、以前繁昌亭で見た時よりも痩せて、というか、ビルドアップされていて思わずじろじろ見てしまうなど。
若手から中堅の方が多いのかと想像していたんだが、そして実際に多くはあるのだが、福笑さん、松枝さん、染丸さんなどベテランの師匠方の姿も見られ、意味もなく多幸感が増す。千橘さんと都さんは独自で屋台してはったけど、露の一門の屋台では慎吾さん以下一門勢揃い。大治朗さんまでおり、また、頭を丸めた団姫さんを初めて見て、これまた幸せ感が増す。
酔った勢いで塩鯛さんの屋台で、塩鯛さんのCD2枚と喜丸さんのCD(!)を購入。繁昌亭にも塩鯛さんや文華さんや染二さんの自主製作のCD,置いてくれたらいいのに。
境内、かなりの賑わい。鶴志さんの金魚すくいに座る竹林さんを横目でチラ見しつつ、うろうろうろうろ。
福笑さんの屋台で生ビール、文枝一門の屋台で先代文枝師匠ゆかりの焼うどんを購入。醤油と鰹節のみのシンプルなもの。そこに目玉焼きが乗せてあり、黄味を全体になじませて食べた。美味。写真撮っておけばよかった。焼いていたのは枝女太さん、横にいたのは文華さん。うおう。その後も度々目をやったところ、一門のみなさんで代わる代わる焼いてらっしゃったみたい。
本部テントで奉納落語会のチケットを購入。
時間まで尚もうろうろ。東北三県の特産物を並べた屋台や、ドラマ「ちりとてちん」絡みで福井県の特産物を並べた屋台もあり。ままどおるはあったが、萩の月はなかった。残念。
山崎邦正さん、というか月亭方正さん、あやめ・遊方・染雀さんの合同ライブハウス「もぎどり」の前で大遊さんといっしょに呼び込みで声を上げていた。うおう。
で、奉納落語会へ。座敷に座布団なし。座布団に収まる必要がないので、却って楽だった。座布団があると座布団の中に納まらなければいけない気がしてきて、荷物が多いときとか窮屈なのよね。まあ、身軽にしてから来いって話だけれど。


奉納落語会 昼の部

染吉…平林
たま…ちりとてちん
瓶吾…看板の一
小染…遊山船
中入
竹丸…豊竹屋
仁智…目指せ甲子園

酔いが残っているせいもあろうか、みんな楽しい楽しい。
たまさんのちりとてちん、食べる前に逡巡せずとっとと覚悟を決めてさっくり食べてしまい、その代わり食べた後がさあ大変、という変わった演出。
瓶吾さん、ぼやきつつ落語。ハイテンションのたまさんの後だといいクールダウン。でも、噺のクライマックスでは派手に動いての熱演。
小染さん、よく考えてみたら酔っ払いの出てこない噺を聴くのは初めてかもしれない(笑)。噺に入ってすぐ、外で雷が鳴り出す。「(窓の外を)見ないでよろしい!」「気にせんように!」。もっとも噺に入ってからは気にするお客さんはおらなんだ。
竹丸さん、マクラで結構毒舌。うお。
仁智さん、マクラで「栄冠は君に輝く」とか夏の甲子園の入場行進曲を熱唱。客席から手拍子。もうこの時点で楽しい。噺自体は面白いに決まっている。


外に出たら雨は上がっていた。屋台でお見かけする噺家さん、若干入れ替わり、というか追加あり。枝鶴さんや枝會丸さん、そして夕方には松喬さんまで。昨日の高座のマクラで、退院してから医者に驚かれるほど数値が良くなっているとおっしゃっていたけど、お元気そう。

で、夜の奉納落語会は月亭一門会


奉納落語会 夜の部

八方…ご挨拶
方正…手水廻し
遊方…酔いどれ交番所
八天…粗忽長屋
中入
大喜利(八方、方正、八斗、天使、大遊。司会・八光)


八方さんはご挨拶。八天さんの文都襲名のことや最近の近況から、鉄砲勇介のさわりの部分にシームレスに突入し、さらりと切り上げ。
方正さん、手水廻し。方正さんの落語聞くのは初めて。大変に楽しかった。「手水」の発音、大阪からの客人は「ちょうず」とちゃんと言っているのだけれど、それを聞き取った地元の人はそれを「チャオズウ!」みたいな感じでエセ中国語を思わせるような妙なアクセントで発音。地元の人にとっては「ちょうず」がまるで外国の物事のように未知のものであるという、なんつーか異化効果が強調されていて、新鮮な味わい。工夫されているのなぁ。「ただ言い方が面白いだけ」じゃなくて、その言い方をする理由というのがある、っつうわけなんだなー、うん。よかった。
遊方さんは天王寺区けちょんけちょん褒め称えた後に酔いどれ交番所。八天さんは以前田辺寄席に行ったときに披露されていた粗忽長屋。おお、共演共演。
中入後の大喜利。若手プラス八方師匠。八歩師匠が誰よりも早く大きな声で手を挙げて答えたがるのを八光さんと方正さんがたしなめる展開(笑)。「若手にチャンスを!」。
大喜利は、結構グダグダでした(笑)。まあ、お祭りだもんね。


落語会が終わったら雨がぱらついており、さくっと帰路についた。
初めての彦八まつり。昼間から落語家さんを見ながら飲むビールは大変においしかった。