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万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

12月22日に落語を聞きに行った記録

繁昌亭夜席へ。昨日も書いたが、私、落語会でよく眠る。これは主に私の側に原因があることがほとんど。
今日も寝た。実は繁昌亭での米二・塩鯛二人会には去年の12月も足を運んでおり、その時は塩鯛さんの一席目で眠ってしまったのだが、今日は米二さんの一席目で寝てしまった。両方とも、会が始まって三席目で寝てしまった恰好。三席目は私のとっての鬼門なのだろうか。
こんな時は送り出しで立っていてくれる噺家さんに申し訳なく、目を伏せてそそくさと会場を後にするのである。



米二・塩鯛二人会

小鯛…やかん
塩鯛…強情灸
米二…天神山
塩鯛…寝床
中入
米二…替わり目


小鯛さん、演目が事前に出されておらず、昨日の会でも聞いた「ちりとてちん」だったらどうしようと思っていた。「知ったかぶりの話」との振りを聞いて「うっわー! もしかして!」と思ったのだが、上方ではあまり聞くことのできない「やかん」であった。逆に得した気分である。普段あまり聞いていないこともあり、新鮮。楽しかった。
今、調べてみたら去年のこの会では開口一番は鯛蔵さんで「軽業講釈」。おお。開口一番が珍しいネタをやってくれるのはいいなぁ。
塩鯛さん強情灸。寝床でもそう思ったが、マクラが本当に面白かった。本編も熱演。灸の熱さをこらえる時に勢い余ってマイクに体がゴツリ。
米二さん天神山。前述したとおり睡魔に襲われてしまい、幽霊が訪ねてくるところから終盤の狐が山に帰るところまでの記憶が欠落。だもんで、感想は書けない。
寝床、最初にいきなり旦那が出てくるのではなく、その前に今日の浄瑠璃の会の準備をする丁稚さんと番頭さんのやり取りが入り、店の者が旦那の浄瑠璃を嫌がっていることを最初に示しておくという、ちょっと珍しい構成。以前に塩鯛さんの寝床を聞いた時にはこう言う風にはなっていなかったように記憶している。なるほど、わかりやすい。今日も、次第に泣きそうになっていく旦那が面白かった。他にも旦那にかける掛け声にひと工夫があったり(「後家殺し!」「人殺し!」「松枯らし!」)、浄瑠璃を夢中で語っている旦那さんを後において退屈した三味線のお師匠さんが庭の散策に出てみたり、とても楽しい。寝床って、色んな人がやる分、色んな人の工夫が聞けていいなぁ。
中入終わってトリは米二さんの替り目。マクラで六代目松鶴師匠の思い出をたっぷりと。ブログで知識として知ってはいたけれど、大須演芸場で共演した時のエピソード、実際に聞いたのは初めて。福笑、松葉、米二、三喬の4人で酔っ払って暴れる六代目をホテルまで担いで行ったなんてのは、光景がなかなか想像できない(笑)。
替り目はもちろんフルバージョン。米二さんのツンデレ的なキュートさが最大限に発揮。