万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

7月13日に落語を聞きに行った記録

雨。
どの会に行こうか決めていなかったのだが、結局、家から一番近い西明石浪漫笑へ。
「ハナゾノ」という、立呑みもやっている酒屋さんの二階(というか離れ)。酒屋の入り口に仔猫の里親募集の張り紙と、張り紙の下にダンボール。中に黒い仔猫。写真撮ってくればよかった。
本当に地元密着で、常連さんたちが談笑する会場内。その意味では地元民ではない私には少し敷居が高い。来るのは2回目。会場内と言っても座布団が25枚と椅子が5〜6脚おいてあるだけの小さなスペース。クーラーなし。壁掛け扇風機大活躍。国鉄時代の電車の中みたい。雨にもかかわらず満員。
つまり、噺家さんと至近距離で、お囃子も生。これで1200円だから、コストパフォーマンスは異常によい。


ちきん…煮売屋
たま…シザーハンズ
梅團治…花筏


ちきんさんはきっちりと丁寧にされている感じ。
たまさんは演目を「猿後家」「シザーハンズ」のどちらにしようか迷っていると言いつつ、あの名作の落語化であるところの「シザーハンズ」。初めて聞いた。あの名作が、落語自体のパロディが入ったり紙切りが入ったりといった楽しい演目になってる。シネマ落語と言ってらっしゃったけど、他にもシリーズあるのかしら。
梅團治さん、体型的にも威厳的にも本当に相撲の親方みたいだった。
終演後、外に出たら雨は上がっていた。会場が近いのでいつもより早く帰れるのが、地味に嬉しい。