万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

7月21日に落語を聞きに行った記録

午前中に「おおかみこどもの雨と雪」を見終わった興奮冷めやらぬ中、初めて「みんなでくるくる寄席」へ。
小さい会場。公民館と言った感じ。開演前から、少し眠気。

第5回 みんなでくるくる寄席

咲之輔…御公家女房
雀三郎…くやみ
雀喜…皿屋敷
雀三郎…帯久

「くやみ」は爆笑。「帯久」に入ると同時に雨音が非常に強くなり、雀三郎さんが言及するほど。「くやみ」のマクラで、悔やみをいうときは顔を真ん中に寄せる。逆に落語では怒る時でも外に広げる。これが真ん中によると怖くなってしまう、という風に言ってらっしゃったけど、「帯久」で世紀の悪役である帯屋久七を演じられる際には見事に顔が真ん中に寄っていた。もしかして伏線だったのか。
「帯久」で、不幸な状態であることを「もう笑わなしゃあない」と表現することに触れた雀三郎さんの言葉と「おおかみこども〜」が共鳴するが、これは、我ながらちょっと残念な聞き方してしまっているよな。
外に出たら湿気はすごいものの雨はあがっており、無事帰宅。