万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

Amazonさん、kindleのこれって本当に「中古」なんすか?

アマゾンが電子古書を売り出すとき : マガジン航[kɔː]

えらい世の中になったもんだ。電子書籍の中古かぁ。
私は言うても素人なので、詳しい方に議論していただきたいのだけれども。
今まで扱われてた「中古」ってのは、有体物。モノだ。
で、本とかCDとかDVDとかゲームとかそういったもの。それらは一回販売すると著作権の中の一つである「譲渡権」ってのが無くなるということになってるそうだ。これを権利の消尽というそうで。

頒布権と譲渡権

著作権者は既に一回、最初の販売の時に譲渡権を行使しちゃってるから、その時に譲渡権は消えてしまっているよ、と。
だからこそ、中古の売買から著作権者が利益を得ることの法的根拠はないという結論になるわけなんだけれども。


ただね、御存じの方も多いだろうが、私たち、kindleストアで買うのは、データそのものというわけじゃないんである。

Kindleの書籍データ削除問題、アマゾンが全面謝罪、復元を約束 - Engadget Japanese


私らは、Amazonから電子書籍を購入しているのではなく、お金を払って電子書籍の閲覧を許可されているんである。だもんで権利はAmazonが持ってる。そういったわけで、手元のkindleからあら不思議、購入した電子書籍が消えたわ? てなことが起こる。
つまりですね。私ら、Amazonから「許諾」をもらっているだけなんだな。
さて、この場合、なんらかの権利が消尽すると考えるべきなのか?
素人である私の素朴な感覚からすると、Amazonの許諾(しかもその許諾を取り消すことも出来る)によって、何かの権利が消尽するというのは、ないだろうなぁと思うのだけれど。どうなんだろ。
成り行きとしては、裁判で司法の判断を待つというよりも、契約によって処理されそうだなと思うんだけどさ。で、その契約の中に2回目以降の「販売」時にもお金を払うよと言うのを盛り込んで。


ただ、これ、ひょっとしたら「中古」じゃないんじゃないすか? 言葉に引きずられているだけでさ。