万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

「電子書籍だけ異常に理想が高いのはなんでだろ」についての思い付き的仮説

久しぶりに落語関係ない電子書籍絡みのエントリを書いたら(こちら)、ないことにブクマが伸びまして。出版社の倒産によって出版権が宙に浮くケースなどをご指摘いただいたわけですけれども、id:asakura-tさんがメタブクマにて次のようにコメントを残されました。引用します。

それにしても他のコンテンツに比べて書籍だけ異常に理想が高いのはなんでだろ。他のコンテンツで実現出来ていないことは電子書籍でも無理でしょ/他のコンテンツに対する態度と違ってるケースが多いのが気になってる

なんででしょうね。私も電子書籍に夢を見てしまったクチですが、なぜ夢を見たんでしょう。
私にきちんと論証する能力などありませんが、思い付きを書いてみます。

ひとつには、出版業界自らが自分たちは安易に消費されて消えてよいものではない「文化的な」ものであるというイメージを強く打ち出していること。
もうひとつは、既に「図書館」というものが広く存在していること、でしょうか。

以前にも電子書籍って長期の利用可能な形での保存に不向きじゃねーかなってなエントリ(こちら)を書いた際に図書館に超期待したことなどありましたが、他のコンテンツと比べると、図書館というのは異質な存在ともいえるわけで。そりゃ、昨今の図書館には映像も音源もあることは存じていますが、イメージの問題としてね。「気軽に利用できる網羅的なアーカイブ」は書籍に、それも活字の書籍に限られているようなイメージが、どうしてもあって。しかもそれがある程度浸透しているわけで。
だから「図書館戦争」がヒットするわけでしてね。
沢城みゆきさん、素敵ですよね。
電子書籍でもリアルみたいにやってくれや、と。既に存在するリアルのイメージに影響されて電子書籍のアーカイブ性に対する理想が高く設定されるというのは、いかにもありそうなことです。いや、いざ調べたら違うのかもしれんけどね。


と、ここまで書いて思ったのですが(本当、思い付きで書いているのでご容赦を)、そもそも書籍って、他のコンテンツと比べて「入手困難なタイトルへの需要」が大きいのか小さいのか変わらないのか。
これも調べてないのでわからないですが、もし、過去に発表されたタイトル数が多い故に、他の形のコンテンツと比べて入手困難なタイトルへの需要も大きいてなことになっていますと、これもまた他のコンテンツと比べて電子書籍のアーカイブ性の理想が高く設定される理由のひとつになるかもです。


で、実際のところはどうなんでしょうな?
誰か、調べてくれ。