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万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

6月20日~22日に落語を聞きに行った記録

日常 落語

20日

大雨。
なぜ私にとって貴重な三連休に雨のピークが重なるのかと、何かを呪う。何を呪えばいいのだ。

繁昌亭夜席
笑福亭たまvs旭堂南湖 激突二人会
治門…動物園
南湖…エベレストに眠る
たま…猿後家
南湖…太閤記より織田信長の死 後編(大徳寺の焼香)
中入
たま…Myselves

たまさんのネタは楽しかったけれど過去にも聞いたことがあるということもあり、南湖さんのほうが印象としては強く残った。私が講談に詳しくないというだけなのだけれど。
大徳寺焼香の場は5人しかやり手のいない珍しい演目で、内容も難しいとおっしゃっていたけれど(んで、本筋に入る前に全体の粗筋を説明までしていた(笑)。でも、それで随分助かったのも事実だったりして)、確かによく分かんない部分も多かったのだけれどそれでもクライマックスでは圧倒されたのが不思議。
「エベレストに眠る」はエベレストでの遭難を題材にしたファンタジックな話。講釈なのにオレンジジャケットとかグリーンブーツとかデスゾーンとかいう単語が出てくる。で、帰ってからジョン・クラカワーの「空へ」をAmazonで検索してみたんだけれど、今、一時的に入手困難になってるのかな? もう少ししたら版元を変えて文庫で出直す予定があるみたい。



21日
昨日に引き続き雨。大雨でないだけましか。
初めての尼崎落語勉強会。

尼崎総合文化センター
尼崎落語勉強会
慶治朗…子ほめ
優々…転失気
雀太…くやみ
米二…くしゃみ講釈
米紫…宗論
米左…質屋芝居
吉の丞…化物使い

始めてきた米朝一門の勉強会。中入なしで7席。マクラもみんな短め。
慶治朗さんは初遭遇。米團治さんのお弟子さん。米團治さんのお弟子さんは團治郎さんと慶治朗さんがいい男。米輝さんが俺らの側である。慶治朗さん、達者。達者なんだけど達者すぎるだろうか。
優々さんは転失気。途中一ヶ所間違えたのをうまくフォロー。
三人目からグレードが上がった感じで、雀太さん。先日も聞いて大笑いした「くやみ」。独特の間を持った出だしからどんどんボルテージが上がって、後半はすごいテンション。今日も面白かった。
米二さん、所々省略しつつ短めにまとめた「くしゃみ講釈」。省略と言ってもきちりと肝心なところは抑えている感じで、いつも通り楽しかった。くしゃみを我慢するときの顔の面白さがいつもよりも印象に残っただろうか。
続いて米紫さんの「宗論」こちらも先日聞いて大変に楽しかった演目。やる人はみんな色々いじくっている演目だけれど、米紫さんのそれは非常に現代的。それを象徴するかのように「古典落語聞きに来た人怒ってはるわ」なんてセリフも入っていたり。
米左さん「質屋芝居」。途中で噺家尽くしの洒落を盛り込んでいて、そこでみんな拍手。
トリは吉の丞さん「化物使い」。いつもながら元気がいい。親父さんがどうしようもないのだけれど憎めない人。
密度が濃くて、面白い会だった。


22日
3日目でようやく雨が上がった。でも家でグズグズしていたので遅刻寸前。開演時間には何とか間に合った。


文太噺の世界in寺西家
阿か枝…商売根問
文太…松島心中
あやめ…女子会平家物語
文太…蛸芝居

あいかわらず手堅い阿か枝さん。
あやめさん、平清盛ゆかりの女性三人が現代の同じ会社に転生して飲み会するという内容なんだけど、ちょっと説明が多いように感じてしまった。やっぱり、大河ドラマが終わって少し旬が過ぎてるからという事もあるのだろうか。
文太さんは、松島心中が面白かった。普段聞く機会が少ない演目を聞かせてもらえるというのは、やっぱり楽しい。内容的には東京の「品川心中」の上方翻案。とはいっても、品川心中自体をほとんど聞いたことがないのであった。