ここ数年、F1をほとんど見ていなかったのですが、今日、開幕戦オーストラリアGPがありましたので、見てみました。
大変、見ごたえのあるレースでした。序盤、湿りがちで始まったレースは、まずドライタイヤとインターメディティエイトタイヤのチョイスで明暗が分かれ、その中でスピンアウトも多発。
そんな中、ピット戦略により予選で振るわなかったドライバーが上位に進出したり。勝負どころでの痛恨のペナルティー、マシントラブルを抱えたままの激走、最後のどんでん返し、いやはや、見ごたえのあるドッグファイトも展開され、マシンとドライバーのパフォーマンス、チーム戦略の妙、予期せぬアクシデント、様々な要素が絡み合った、開幕戦にふさわしいレースだったと思います。
が、なんですか、あのくだらねえ番組構成は。
不満点は３つ
１・現地にスタッフが飛んでいない
でもまあ、これは100歩譲ってもいいです
２・ピットレポートの不在
本来ならただ一人現地に飛んでいた近藤真彦氏に勤めてもらうべき役割なんでしょうが、それはちょっと酷かな。
しかし、レース序盤に大きく影響した各チームいのタイヤの選択や、レース中２回発生したピットイン時のトラブル（同じチームの二人のドライバーが同時にピットインしてしまったのです。別チームがそれぞれ一回ずつ）の原因のフォローなど、ピットからのレポートでフォローしなければいけない部分が、おざなりにされているような印象を受けます。
しかし、なによりも問題なのが……
３・メインキャスターのタレント二人が鬱陶しい
伊藤アナは、実に堅実な実況をしており、わかりやすかったですし、解説の片山右京氏も、わかりやすいコメントでフォローしていました。ゲストのジローラモさんの毒のあるコメントも面白かった。
が、なんすか、あのメインキャスターのはずのタレント二人は！
キャーキャー騒ぐばっかりで、的外れかつ間の悪いコメントばかりしやがって。
あの声が入ってくるたびに、実況の流れが悪くなって、緊張感をそぐこと甚だしい。
あんなところに金を使うぐらいなら、スターティンググリッドの表示をわかりやすくするだとか、事前にどういったコースでレースするのか解説するだとか、やることあるだろうに。
あー、腹立つ！
