先日、ラーメン屋に入りまして。京都でチェーン展開しているラーメン屋ってえと、天下一品、横綱、悟空あたりが多いんですが、街を歩いていたら「蔵」がありまして、おお、北に住んでいたときはよくお世話になっていた店です（あと、会津っぽだな、うん）。
久々に醤油ベースのラーメンを堪能しました。カツ丼セットで。
さあ、食べ終わって、お勘定を済ませようと立ったのですが、左足の感覚がない。ずっと足を組んでいたもんで、しびれていたんですな。ひょこひょこ歩きながらレジに向かって、お金を払って、と。
そこで、徐々に左足の感覚が復活してまいりました。
強烈な痺れ。
もう、足の裏から脳天までを貫くような、強烈な痺れ。
動くこともままならず、近くにあった柱にすがりつくこと約一分。
ああ、店員さんがこっち見てるよ。なんで、この客は勘定済んだのに出て行かないんだ？ わかってる。わかってるよ。でも、俺のこの脚が言うこときかないんだよ。あんたにも半分分けてあげたいよ。出来れば、ラーメン運んでる最中に。
半ば片足で跳ぶようにして、必死の形相と脂汗を顔に貼り付けて、何とか店外へ。
畜生。全然恥ずかしくなんかなかったさ。
