思わぬところで同好の士を見つけると、嬉しくなってしまうものです。
あのですね、休日のたびに、隣の部屋がうるさいのですよ。正確には斜め上の部屋なんですが。
大きい音で音楽を聴いているらしいんですな。重低音が、天井からビンビン響いてまいります。
だんどどんつだんだだん!(←斜め上からのドラム)
まあ、こういった騒音には寛大な方なんですが、こいつだけはどうにも腹が立ちます。
だんどどんつだんだだん!(←斜め上)
何が腹立つって、曲に聴き覚えがあるのが腹立つのです。
あの印象的なベースラインは間違いない。持ってるぞ、この曲(※)。
だんどどんつだんだだん!(←斜め上)
ぐらいんでぃ〜ん♪(←私の歌声)
かくして、斜め上の住人とセッションする羽目になったのであります。
同好の士を見つけるというのは嬉しいもので、嬉しさのあまり、斜め上の部屋のドアに、スプレー缶で絵でも書いてやろうか畜生め。
覚悟しておけよ、似非B-BOYが。
※ちなみに、CLIPSEの“GRINDIN’”という曲です。