1. 私は、せいぜい後10年から15年しか働けません。家を失うのが一番つらいことです。どうか、私を異動させる前にそのことを覚えておいて欲しい。
2. あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しいといつも思っているのに。
3. 私を信頼して欲しい、それが私の幸せなのだから。
4. 私を長い間叱ったりないで欲しい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、家族があって、友達もいるかもしれない。でも、私は会社にしかいないから。
5. もっと話しかけて欲しい。言葉は分かるのに、意味が全くわからない。
6. あなたがどんな風に私に接したか、私はそれを全て「覚えている」ことを知って欲しい。
7. 私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しい。私は鋭い刃であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないよう努力していることを。
8. 私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか考えて欲しい。もしかしたら、睡眠時間に問題があるかもしれないし、長い間休日がないかもしれない。それか、もう体が病んで、弱ってきているのかもしれないと。
9. 私が年を取ったら、退職金が欲しい。あなたと違って貯金がないのだから。
10. 最後のその時には家族と居させて欲しい。言わないで欲しい、｢まったくもう見てらんない｣｢この職場にいてほしくない。｣などと。あなたが隣にいてくれていたら、もっと私は幸せだっただろうに。忘れないで下さい、かつて私はあなたを愛していました。
元ネタ：犬の十戒
