毎年12月は忙しい。疲れがたまっている。つまり、何が言いたいかというと、せっかく行った落語会でよく寝てしまう。
14日、昼は動楽亭へ
動楽亭昼席
そうば…十徳
吉の丞…七度狐
壱之輔…ぜんざい公社
塩鯛…蔵丁稚
中入
竹林…みかん屋
文喬…研修医・山田一郎
お客さん少なかった。もったいない。これを書いている現在で一番印象に残っているのは蔵丁稚。
夜、帰るつもりだったのだが間違えて南森町で降りてしまったので繁昌亭夜席へ。こちらも予想していたより空席が目立つ。そういう日なのかしらん。
繁昌亭夜席 東西女流顔見世落語会
座談(都、歌る多、あやめ、菊千代)
眞…子ほめ
菊千代…ふぐ鍋
あやめ…女子会・平家物語
中入
歌る多…悋気の火の玉
都…青菜
菊千代さんの途中から中入まで睡魔に襲われる。もったいない。
2chかなんかで歌る多さんの悋気の火の玉はいい、みたいなことを読んだことがあったんだが、確かに面白い。得意ネタなんだろうなぁ。
トリ、猿後家の予定が大人の事情で青菜に変更。女性のみが登場し、季節も冬に変えられていたので最初は「青菜」だと気が付かなかった。やっているうちにキャラがぶれたり、ちょっと詰まったりして出来としてはよくないのだろうけれど、その度にまくら(いわゆる「みやこ噺」)の時のあの愛すべきキャラクターが噴出してくるので、見ている側としては下手に無難にやられるより余程面白い。
15日
阪神ハートフル寄席
鯛蔵…牛ほめ
雀喜…桃次郎
団朝…短命
米二…胴乱の幸助
米二さんの胴乱の幸助、聞くのは二回目だが今回も圧巻。今まで生で接した中では米二さんのものが一番好き。
菊江仏壇もそう。こないださん喬さんのCDで「白ざつま」を聞いたのだけれど、あのブラックで複雑な喜劇が、なんとも陰気な噺になっちゃっててちょっとがっかりした。その時の気分に合ってなかったってのもあるので、別の時に聞いたらまた違う感想を持つかもしれないけれど。