万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

日記。疲労。落語。落語を聴きにいく側の体調管理。

最近、とても疲れが溜まっている。落語を聴きにいくのにどこそこまで出かけようという意欲や行動範囲が狭くなるし、やっとこさついても座っているうちに眠くなったりしてしまう。

手短に、2回聴きにいった動楽亭昼席の記録だけ。

 

四月二日

 

米輝…子褒め

ひろば…笠碁

出丸…がまの油

しん吉…みどりの窓口2022・春

中入

塩鯛…まんじゅう怖い

米二…皿屋敷

 

四月十日

 

りょうば…金明竹

團治郎…禁酒番屋

まん我…野ざらし

米左…まんじゅう怖い

中入

文之助…夢の酒

団朝…幸助餅

 

 

米輝さん、テクニックが印象に残る。ひろばさん、変わった形が新鮮。塩鯛さん、さすがに安定して面白い。米二さん、古風とも思える古い大阪弁を使った序盤と、時事ネタをあれやこれや入れまくる自由な後半の落差がとても楽しい。

 

團治郎さん、最近、聞くたびに「あれ? 面白いぞ?」と思うようになってきている。失礼な話だが、転勤で四年大阪から離れている間に、確実に腕前を上げられた落語家さんの1人という印象だ。

文之助さん、さすがに名人である。というか、この人は名人である。本当に。

団朝さん、何年も前に聞いた一文笛もそうだったが、登場人物が真っ直ぐに怒るシーンがやはり真に迫って胸にくる。長めの枕からの、そうそう頻繁には聞けないネタのチョイスも相まって、すごい満足感。

 

 

 

競馬に関しては、まああれだ、ジャングロを本命にしたニュージーランドトロフィーが的中し、馬券は外したがアンドヴァラナウトが阪神牝馬Sで2着と復調し、大阪杯はエフフォーリアもジャックドールも負けてポタジェが穴を開け、桜花賞も人気どころが沈む中、唯一ウオーターナビレラが抜け出したところをスターズオンアースが急追して差し切り、本命にしたラブリイユアアイズは直前向いたところは3番手だったのになんと最下位入線であった。

 

最近は仕事において、部内の方向性がふらふらしており、空に振り回されている感がある。まあ、だから疲れてるわけですよ、結果的に。

日記。土日と落語。ついでに競馬。あとウマ娘。

落語。先週は行かなかったのでというわけでもないのだが、今週は土日ともに動楽亭昼席へ。両日とも客入りもよく、また、素晴らしい高座が多かった。

 

土曜日

米輝…つる
そうば…上燗屋
八光…ちりとてちん
塩鯛…三十石
中入
生喬…隣の桜
福笑…コスプレ

 

日曜日

天吾…煮売屋
二乗…写真の仇討ち
八光…犬の目
梅團治…抜け雀
中入
南天…いらちの愛宕詣り
福笑…コロナ新喜劇

 

 

多いので、印象に残った高座だけ簡単にメモしておく。

そうばさん、4年前に関東に転勤する前に聞いた時よりも、格段に面白い。

塩鯛さん、中入で三十石聞けるとは思わずお得感あり。なんというか、大ネタなので聴く側も構えてしまうところがあるような演目だと思うんだけれど、やや不意をつかれたようなところがあり、リラックスした雰囲気で楽しめた三十石だった。

生喬さん、「隣の桜」って、こんなお囃子さんとのコンビネーションが印象的な話だったっけ? と再認識。今後見る目が変わりそう。

初日の福笑さん。やや突飛な設定に序盤はややとまどいを感じてるような客席だった気がするけれど、後半の爆発力はさすが。強制的に笑わされてしまう。

 

二日目。天吾さんは聴くの初めて。実にテンポ良くご陽気で快調な高座。とても好印象。やはり師匠である南天さんの色も濃く感じられる。

二乗さん。珍品とはいえ最近頻繁にかけられる「写真の仇討ち」最初はまたかいなと思わないでもなかったけれど、不思議なもので中盤以降フレッシュな気持ちで楽しめた。あと、明らかに以前よりも枕が上手くなってらっしゃる。

梅團治さん。相変わらずいい意味でもっちゃりとした高座。泥臭いけどギリギリでやりすぎないというか。二日連続で中トリでかなりの満足感あり。

南天さん。高座の出来でいったら、この二日間で一番の好印象。さすが古典の再構成をやらせたら天下一品。お馴染みの演目を、気を衒うことなしに、わかりやすくフレッシュに聴かせてくれる。

二日目の福笑さん。かなり実験的な演目で、吉本新喜劇の定番ネタを知らないとたぶん十分に楽しめない。正直、昨日に比べると客席の反応は今ひとつ。しかし、70超えて実験やらはる姿は実に心強いというか。以前たまさんが円丈師匠のことを「みなさん、たとえ滑っても円丈のもう一席が聞きたいでしょ!?」みたいなことを言ってた記憶があるのだけれど、今日の福笑さんがまさにそんな感じ。新作でも古典でも、既に評価を得ている定番ネタがあるのはこちらだって知っている。でも、まだまだチャレンジされる姿が見られる。素晴らしいじゃないかと思うのだ。

 

競馬。当たったのはフィリーズレビューのワイドのみ。勝ったサプライズアンセムと2着のナムラクレアは差のない競馬。今年の牝馬クラシック戦線は、どうも混戦模様か。今のところナミュールが一歩リードですかね。

金鯱賞はジャックドールが強い競馬で5連勝。臨戦過程やクラシック終えてからの本格化でサイレンススズカとイメージがかぶるけれども、ジャックドールは速さではなくタフさで逃げ切る馬という印象。速めで安定したペースを刻み続けて、最後まで崩れない。いや、どちらにしても強いんだけど。大阪杯でのエフフォーリアとの対戦が今から楽しみだけれど、ジャックドールにとっては久々の右回りをどうこなすか。

阪神スプリングジャンプエイシンクリックが勝利。というか、断然の一番人気のオジュウチョウサンが3着に敗退。やはり、珍しく私が障害レースで馬券買ったのがいけなかったのか。

中山牝馬ステークスはクリノプレミアムとアプレイズの人気薄2頭で決まり、3着から6着までは団子状態。私が軸にしたテルツェットとルビーカサブランカは5着と6着なのであった。

 

ウマ娘、新シナリオの調子が飲み込めつつある。それに伴い、チームレースのスコアがえらく伸びている。自己最高の74万を記録。でも、来週はおそらくチャンピオンズミーティング用の育成に専念するだろうから、チームレースの伸びはひとまず止まるだろう。ステータスはある程度安定して伸ばせるので、あとは長距離Sがつくまでの根気比べだ。

 

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日記。競馬とウマ娘

競馬。オーシャンSはジャンダルム。本命にした一番人気スマートクラージュは10着。3コーナーで外からぶつけられて内埒に接触したとのこと。

チューリップ賞。勝ったのはナミュール。強い勝ち方。4頭ボックスで馬連買って、4頭とも5着以内に来ているのに、2着に13番人気のピンハイが飛び込んでくる波乱で馬券外れ。

弥生賞、勝ったのはアスクビクターモア。ドウデュースは2着。ワイドの本命にしたジャスティンロックは、直線で内に寄られて立ち上がりかける不利を受けつつも半馬身差の4着。というわけで、馬券は全て外れたがうち2レースは惜しい外し方であった。

 

ウマ娘の新シナリオ。ウクライナ侵攻で心がざわつき、ついついTwitterでニュースを追いかけてしまって時間がとらなかったのだが、この土日に腰を据えてプレイ。ようやく勝手がわかってきた。日曜日は落語を聴きに行こうかとも思っていたのだが、天気があまり良くなさそうだったのと、推しの配信者が記念耐久配信やってたので、そちらを優先した。

とはいえ、今のところは評価点は最高でもSS止まり。評価点狙いの根性育成をしていないからというのもあるだろう。

日記。久々なので簡潔に。落語、競馬、ウマ娘、ウクライナ。

久々の日記なのであったことを簡潔に。

 

競馬、当たったのは京都牝馬Sのみ。フェブラリーSはカフェファラオが連覇。左回りで小回りではないダートでは強い、という厄介な個性。チャンピオンズCでは奮わなかったし、来年のフェブラリーまでどこを目標にしていくのだろう。ダイヤモンドSはテーオーロイヤルが強い勝ち方。天皇賞の有力候補に。

中山記念を逃げ切ったパンサラッサがツインターボみたいだと注目を集めている様子。

サウジの諸競争、サウジCは勝てなかったが、日本馬4勝。

 

ウマ娘アクエリアス杯は、決勝Aにはいけたものの、決勝で4着と完敗。エースであるエルコンドルパサーの出遅れは痛かったが、きちんといい位置で固有スキルを発揮できた上での負けだから、相手が強かった。仕方ない

 

2月24日にロシアがウクライナに侵攻開始。まずは東部への侵攻かと思ったら、いきなり全面的な侵攻始めていてびっくり。これを書いている27日現在、ウクライナが予想以上に粘ってくれている状態。ウクライナの士気が高いことや、ロシアでもこれに関しては反対が表面化していることなどが報じられている。個人としても何もできないし、国際社会も思っていた以上に打てる手が今の所少ない。ウクライナが粘ってくれている間になんとかできるかどうか。個人としては、ただただ不安である。ゲームもなかなか手につかなかった。とりあえず、ネットで反戦の署名だけでもしておくなど。

 

二週間ぶりに落語を聴きにいく。久々に音太小屋へ。相変わらずとても場所が分かりにくい。まあもちろんこれは仕方がない。

 

桂米二音太小山寄席

 

二豆…締め込み

米二…茶の湯

中入

吉の丞…代書

米二…天神山

 

締め込み、楽しかった。演目自体、上方ではそこまで聞く機会が多い訳でもないからかもしれない。でも、フレッシュ。独自のくすぐりもたくさん入れてらっしゃるように感じた。

茶の湯、米二さん、いわばホームなので、枕もいつもよりフリートークに近い。先日の東京での独演会での荷物移動の苦労など。リラックスした中での得意ネタ。楽しい。

代書、代書屋の客が鳥取県出身という珍しいもの。その後の米二さんの補足によると、先日亡くなられた桂小米さんの形を引き継いだものとのこと。まだすこしこなれていない感じはしたのだけれど、どんどんやって必殺技にしていってほしい。

天神山、あまりやっていなかったが、最近また視点を変えてやり始めたとのこと。主たる登場人物であるへんちきの源助と胴乱の安兵衛の掘り下げというか、二人への親近感がより湧いてくるような高座。安兵衛と童子が消えた狐の嫁を追いかけるという短い工夫も健在。春に繁昌亭で、3日間福團治さんが百年目でトリをとり、3日間米二さんが天神山でトリをとる週があるとのこと。

福團治さんの百年目も興味津々だけれど、米二さんが上方では一番の百年目の演じ手だと思っているので、いつか昼席のトリでも聞かせてほしいと思う。

日記。競馬全敗。落語。米二さんの「仔猫」。後味が悪くなりがちな話の工夫。

土日の競馬の結果。

土曜日はクイーンカップ

1着のプレサージュリフトと2着のスターズオンアースが抜けているように見えたので珍しくこの二頭軸からの3連複を買ったのに、なぜから3着にきた2番人気タイのベルクレスタを買っておらず、外れ。買ってたラリュエルが少し離れた4着。うーむ。

日曜日、まずはオープンのバレンタインステークス。除外となったが、根岸ステークスで注目していたクロパラントゥが出走したので100円だけ単勝買った。結果、なんと、ブービー。最終コーナーを外目から3番手で周り、いい雰囲気だったのだけれど、いくらなんでもそこから負けすぎである。どうしたどうしたなにがあった。

東京メインの共同通信杯、朝日杯3着のダノンスコーピオンから流すも、7着と奮わず。勝ったのはダノンベルーガ。2着ジオグリフ。3着ビーアストニッシド。ダノンベルーガ完勝。イクイノックスが順調さを欠いているようなら、クラシック本命、この馬でいいんじゃないかな。イクイノックスが順調にくるならイクイノックスで。つか、朝日杯にもホープフルにも共同通信杯にも出ずにイクイノックス皐月賞直行らしいが、大丈夫か心配。

阪神開催の京都記念。ワイドの軸にしたサンレイポケットがゴール前追い込んで3着確保したのはいい。が、1着のアフリカンゴールドと2着のタガノディアマンテを買っておらず外れ。結果論だが、近走の成績を見るに、この二頭は切るべきではない馬だった。馬券的にはこのレースが一番悔しい。しかしサンレイポケット、右回り克服できたのはいいが、勝ちきれないねぇ。

 

 

日曜日。雨の降る中、大津へ。

 

びわ浜大津寄席 奏美ホール

 

二豆…やかん

鯛蔵…お玉牛

米二…仔猫

中入

米二…軒づけ

 

やはり少し疲れ気味なのか、来る途中の列車内から眠くてたまらず、二豆さんの高座でうとうと。申し訳ないことだ。

お玉牛、楽しい高座。最近Twitterフェミニズム関連の話題を目にすることが多いので、そういやこれも女性が酷い間に合いかける話だなぁと思いながら見ていた。まあ、この話の場合は女性に酷いことしようとした男が見事に反撃喰らうんだが。

仔猫、ともすると後味が悪くなる可能性がある演目だと思うんだけど、米二さんは最後にたったひと言「帰る先がない? それは別に考えなきゃいかんけれども」と番頭に言わせることでそれを解決していた。上手いなぁ。この一言だけで「ああ、この先ちゃんと考えたり旦那さんに交渉したりしてくれるんだろうな。おなべさんはただ単に見捨てられたりしないんだな」という安心感が生まれる。まだ関東にいる時に聞いた新治さんの「仔猫」では、ことの真相を聞いた番頭に心底ホッとした、なおかつ明るい態度を取らせることでそれを表現していたけれど、こんな方法もあるんだな。

米二さん、以前「天神山」聞いた時もたったひと言、この後、必死に狐の女房を探し回ります、という一言を付け加えて、それで話の後味が格段に良くなったことを思い出した。

トリは、時間的にはたっぷりも、軽い気持ちで楽しめる「軒づけ」で楽しく終了。

 

帰り、大津駅で久しぶりに近江ちゃんぽんを食べてかえる。転勤になる前は天王寺の店にたびたび行っていたのだけれど、関東に転勤して留守にしている間になくなってしまっていたのだ。うむ。

 

日記。競馬。三週間ぶりの落語。文太さん。

競馬、東京新聞杯は本命にしたイルーシヴパンサーが見事重賞初勝利。よしよし。

きさらぎ賞マテンロウレオが勝利。少々面子が小粒に見える。本命にしたエアアネモイは直線ずるずる下がり、最後は全く追わずに大差のブービー。福永騎手によると喉鳴りらしい。

 

三週間ぶりに落語会へ。高津さんにいくのも数年ぶり。

 

文太の会 in高津の富亭

文太…桑名船

文太…口入屋

文路郎…転失気

文太…二番煎じ

 

珍しい演目の「桑名船」と、トリをとれる大ネタが二つ。少なめの客入りだったけれど、終始楽しい。前のめりになって聞いてしまった。幸せな時間。かなりの満足度。

文路郎さん、初めて聞いたけれど、小坊主さんの演じ方がとても良い。小坊主さんの釈然としない感情がよく出ているというか。好印象。

開演前の文太さんの前話。同期の雀三郎さんがコロナとのこと。終演後に検索してみたら、無症状で元気ではあるとのこと。なにより。

「桑名船」、文太さんが復活させた話とのことで、米朝師匠の前で演じた際のやり取りのエピソード。楽しい。

落語は笑えたり泣けたりするものなんだろうが、わたし的には本当に「楽しい」ものだ。「ここが笑えた」「ここが泣けた」ではなくて、「引き込まれて、話の間、ずっと楽しい」もの。なかなか言語化が難しい。

日記。落語に行かず。競馬連敗脱出。ウマ娘カプリコーン杯。

落語、2週連続で聞きにいかず。今週はチケットまで買っていたのだが、寝過ごしてしまって諦めた。寝過ごしたとはいえ、出かけようという熱にかけていたことは事実で、いい傾向ではない。

競馬、1月30日の根岸ステークスで何とか連敗脱出。ワイドの軸にしたヘリオスが2着に入り、人気薄のテイエムサウスダンが勝ったのでそこそこついた。シルクロードS
メイケイエールが先行抜け出しで完勝。逃げずに勝てたのが価値がある。道中少しかかりかけたがよく我慢した。ピクシーナイトの復帰が遅れるようなら、高松宮記念1番人気もありえるのではなかろうか。

ウマ娘チャンピオンズミーティング、カプリコーン杯、中京1200m、冬、雪、重。ラウンド2の初日で20戦4勝しかできず、夜にカレンチャンを作りなおす。その甲斐あり、2日目にな一回だけ3勝することができ、A決勝でもそのカレンチャンがウチ埒沿いを掬って見事勝利。これでチャンミはプラチナ4つめ。やはりうれしいもので、自分でも何回か見直している。今回もYoutubeで記録を残した。決勝のURLだけ貼っておく。

youtu.be