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万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

11月23日に落語を聞きに行った記録/近江夕照亭市場寄席

久しぶりに大津へ。久しぶりすぎて間違えて瀬田の一つ手前の石山で電車を降りてしまい、タクシーで会場の大津市公設卸売市場へ向かう。運転手さんが簡単な観光案内をしてくれた。で、「近江八景」で名前の出てくる瀬田の唐橋を渡ってきました。うん。橋を渡ってからは(どんどん山の方=郊外へ向かっていることもあり)少し寂れたような景色に。こう言った景色はやはりさびれた町である故郷を彷彿とさせ、結構好きだったり。
広い敷地、広大な駐車場。到着。


近江夕照亭市場寄席

(まず市役所衛生課の方から、食中毒についての簡単なお話蟻あり)
優々……七度狐
まん我……時うどん
米二……池田の猪買い
中入
米二……饅頭こわい


今回のみ県から補助金が出たとのことで、なんと入場料500円。普段の1.5倍の入りとのこと。
その関係で最初に市役所の人の食中毒についてのお話。話しぶりは大変に退屈なものであった。要約すると
・秋や冬はノロウイルスが流行するから気を付けてね!
ノロウイルスにはアルコールが効かないよ! でもハイターが効果覿面だよ!
・あと、加熱するという手もあるよ!
・感染力が強いから、加熱調理用の牡蛎や2枚貝を生で食ったりすると感染するよ! あと、ノロウイルスの患者さんの看病をする時にも十分注意してね!

つまり、ハイターで煮込めば最強ということであろう。食えなくなるけど。


優々さん、滋賀県出身で、なおかつ会場のすぐ近くの龍谷大学出身であるとのこと。へー。地元かぁ。七度狐は堅実というか、楽しく聞けた。
まん我さん時うどん。快調だったのだけれど、客席でケータイが鳴る。また、客席で幼児が時折なにやら声を上げるようになる。状況としては辛かったが、途中からは噺に引き込まれた。
米二さん、県から補助が出て、その関係で市役所の方の話がついてきたこともあり、今回は食にまつわる演目で統一したとのこと。事前にTwitterでもそのことを書いてらっしゃったのでふぐ鍋あたりが来るのかなと予想していたらなんと「池田の猪買い」。予想外の大ネタ。でも、確かに食にまつわる話だわ。優々さんの七度狐も無茶苦茶な雑炊を食わされるシーンがあるし。
やはり途中で何回か客席より幼児の奇声。でも、やはり途中から引き込まれる。
中入後、饅頭こわい。再びケータイが鳴り響き、幼児が中盤までに何回か奇声。
話自体は、序盤の好きなものの尋ね合いを省略し、その代わり狐に化かされるところや怪談調のところをたっぷり。逆風の状況に奮起してくれたのか、まん我さんの高座にも米二さんの二席にも満足。だもんで思いの外、充実感があった。


しかし、やはり落語会における幼児の存在ってのはプラスにはならない。未就学の児童をお断りしているような会も多い。また、逆に文我さんの「おやこ寄席」のようにそういった親子連れのみを対象にしようという試みや、米二さんが世話役のもんぼう寄席のように託児施設がある会もあるけれど、やはり少ない。また、開演前の市場の方の挨拶では、この会の目的がそもそも「みんなへもっと市場に足を運んでもらおう!」ということであるので、そういった目的の会で子供連れを排除しようというのも本末転倒でもある。あちらを立てればこちらが立たず。そんな中で奮闘してくれたお三方には頭が下がる。
でもケータイは切っておこうぜ。なあ?


終演後のお楽しみ抽選会。市場という事もあり、果物や焼き魚。そしてなんと蟹まで飛び出す超豪華版。
当らなかったけど、帰りの荷物になったら困るので、むしろラッキーだったんだから! 悔しくなんかないんだからね!