ニュースでは佐世保で小学6年生の女の子が同級生を刺し殺してしまった事件を今日も報道しておりまして。
で、インターネットの影響を云々したり、女の子が「バトル・ロワイヤル」を好きだったことを大きく報道したりしてますな。
この人たちは、つい先日、マイケル・ムーア監督の「華氏911度」がカンヌでパルムドールを受賞したことを報じたばかりで、遡ると同じくムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」が話題を呼んだことも報道しているに違いないと思うのですが。
安易な原因探し、安易なラベリングの危険さは、他ならぬムーア監督自身が「ボウリング〜」の中で「なんでマリリン・マンソンばかりが影響を与えたと批判され、当日の朝ボウリングをしていたことや、前日コソボ空爆のニュースが流れたことの影響は云々されないのか?」と批判しているのでありますが。
うむ。そうですか。ネットですか。バトロワですか。
物の見事に過去から学んでねえな。