万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

8月24日に落語を聞きにいった記録

繁昌亭夜席へ。夜には睡眠もたっぷり。体調は万全であった。


第十三回 京の噺家 桂米二でございます@繁昌亭


二葉…動物園
米二…二階借り
米二…はてなの茶碗
中入
福團治…借家怪談
米二…住吉駕籠



今日の二葉さんは今まで見た中で一番面白かった。声もよく出ていたし。はっちゃけていた感じ。二葉さんのいいとこは天然なところだと思うので、今日みたいに楽しそうだとこちらも楽しくなる。
米二さん、いつもどおり二葉さんの高座は自分が一番ハラハラするとこぼした後、「今日なんか舌を出して高座から降りてきました」と暴露。ということは、やっぱりノってたんだな、今日の高座。
米二さん、自宅の近所にあるラブホテルの話。長年近所のカップルを観察した結果、そのカップルがこの後、ラブホテルに入るのかそうじゃないかを見分けることができるようになったとのマクラから二階借りへ。バレ噺だけど、さらりと上品に。
はてなの茶碗、テンポよくぽんぽん。笑えるところできちんと笑える。いい雰囲気。
中入後、福團治さん。借家怪談、途中、一言も言葉を発せず身振り手振りだけで爆笑かっさらうシーンあり。至福の時間。本気で関西の至宝だと思っていたりする。
トリは住吉駕籠。米二さんのを見るのは二度目。先回よりも楽しく感じられたのはここまでにいたるいい雰囲気のなせる業か。マクラでは大銀座落語祭に向かう際に台風の影響で新幹線が5時間止まり、それでも何とかたどり着いたら「今日のなんか問題にならないくらい」暖かい拍手に迎えられたとのことで場内爆笑。本編はフルバージョン。酔っ払いが包んだ料理眺めて美味そうだと涎をたらしたり、駕籠の中で歩く羽目になった米相場師がなんとも情けなかったり、おかしくて仕方がない。米二さんがやると、酔っ払いまで細かいことを言い出す(笑)。
終演後、果物が当たる抽選会。巨峰とスイカ。もちろん当たらず。果物を届けに客席を走り回っているときも、二葉さん元気よかった。うん。それがええ。