昼は動楽亭。夜はトリイホールへ。
動楽亭昼席
小鯛…米あげ笊
雀太…くやみ
春蝶…ご先祖様
竹林…死神
中入
三象…読書の時間
千朝…替わり目
少しさみしい客席。バラエティ豊かな顔ぶれ。もっと入ってもいいのに。もったいない。
トリイホール
いちのすけの風
喬介…つる
一之輔…浮世床
一之輔…茶の湯
中入
一之輔…子は鎹
まず喬介さんの「つる」からして、とても面白かった。師匠である三喬さんのそれを聞いたことないので、どの程度が師匠そのままでどの程度が喬介さんならではなんだろう? とtwitterで呟いたところ、7割程度師匠だと言ってくれた方がいた。
あくまで個人的な感想だけれど、噺の中の定番フレーズ「南京虫は脚気患うか?」のところにひと工夫している「つる」は信用してしまう。逆に、この部分がつまらなかった「つる」で面白かった記憶がない。
一之輔さん、中入前の二席は型破りな爆笑もの。中入り後はじっくり。饒舌だった中入前。転じて寡黙と言うか、言葉少なに頭を下げる姿が印象に残る中入後。