先日、仕事終わってから無理矢理レイトショーに行って、新劇場版ヱヴァンゲリヲン破、見てきました。
いやあ、非常に楽しかった。できればもう一度くらい見に行きたい。
まあ、それはそれとして、ネタバレ含みの感想、書いておきます。
年齢を重ねるにつれて荷物は減る、という話。
いやあ、年取っていくにつれて趣味が減っていってる気がしてなぁ。
F1も競馬もプロ野球も、最近は全然わからんし。
街をあてなく歩くってのも最近億劫だし。
アニメも全然見なくなったし。
ゲームもさほどしとらんし。
DVDも買ったけど見てないのがいくつかあったりするし。
読書のスピードも落ちたし。
CD買う数も激減したしなぁ。
なんかね、いっぺんに頭ん中に持ち歩ける情報量が、減りつつあるような気がするですよ。
でもって、下手に過去の蓄積なんかがあるもんだから、なんというか、お腹が空いていない。
仕事が忙しくなると、そうそう自由時間もとれないし。
だから、なんというかな、お腹が空いていないから、おいしそうなものだけちょこちょことつまみ食いしているような、そんな感じというか。
インプットの量が少なくても平気になってきちゃう。
老化だよなぁ、これって多分。
「星守る犬」についての雑感
各所で泣かせると評判のコミック。取り次ぎもイチオシ。
いい本ですよ。本当に。
いや、しかし、何を今さらだけど、漫画アクションってすごいのなぁ。
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いずれも、こうの史代が好きな言葉として挙げているジッドの言葉を地で行くような傑作ばかりだ。引用しよう。
「私はいつも真の栄誉をかくし持つ人間を書きたいと思っている」
いわば、これらの作品群は、彼ら/彼女らが幸せでありますようにという祈りでもある。
最後に、個人的に「星守る犬」で一番好きなのは、66ページで描かれた「おとうさん」の表情。
何度か再読しているのだけれど、このページに来るたびに、手が止まってしまう。