何をいまさらと言う感じだけれども、先日DVDを買ったのでオープンウォーターを見てみた。
うん、面白かったですよ。
男女のカップルが手違いで外洋の真っ只中に取り残されてしまい、その二人の周りに少しずつ、本当に少しずつ鮫が忍び寄ってくる。ただそれだけの話なんだけれども、「ただそれだけ」の物語に絞り込んだのが成功の要因なんだろうな、多分。尺が80分ほどと短いのも正解でしょう、こりゃ。
最後の最後に至るまで、本作における恐怖の描写ってのは、まるで氷山みたいにその一部を見ることが出来るくらいなんだけど、それだから面白い。
で、このラストシーンはかなり好みです。ええ、後味の悪い映画、大好きですとも。「未来世紀ブラジル」とか大好きっす。