前日遅番だったのに、うっかり昼前に起きる。だらだらと時間をつぶして新快速に乗り繁昌亭へ。
お笑い怪談噺の夕べ vol.6(4日目、全5日)
たま…ベルゼバブの蠅
染雀…足上がり
米左…応挙の幽霊
中入
旭堂南鱗…生首の碁盤
福笑…備後屋敷
去年のvol.5にも1日だけ足を運ぶことができたのだが、なんと、今日とまったく同じ演目であった。幸か不幸か。
たまさんのベルゼバブの蠅、去年と比べ後半が全くの別物に。ちょっとこじんまりした噺になっていた。
染雀さん、途中で「飼い犬に手を噛まれる」を「足を噛まれる」にいい間違え、米左さんが枕でそれをネタに。で、舞台袖に登場し「すいませんでした!」
で、トリで幽霊として再登場した時には、福笑さんのいい間違いをネタにし、リベンジ。
米左さん、道具屋さんが喜ぶときにガッツポーズ。雀松さんを想起。
福笑さん、大笑い。でも、幽霊出現に向かうところでは笑いの中でも次第に客席に緊張感が。気持ちよく笑った後には息を詰めて講座を見つめている、という。去年もこれ見て「すげーー!」って思ったんだよなぁ。
枕で福笑さんも言及していたが、少し寂しい入り。去年はもっとにぎやかだった様に記憶している。おっしゃってたようにオリンピックのせい? でも、なでしこジャパンに言及。なんだかんだで見てらっしゃるのだろう。枕で時事ネタ多い方だもんね。
染雀さんは今年も幽霊。幽霊漫談、楽しい。
今年は終演後、ロビーで幽霊の染雀さんとの写真撮影あり。若い女性二人と染雀さん、それを撮影しているのが南鱗さん。うおお。