西明石浪漫笑へ。酒屋の離れの二階。狭い会場。三回目だが、いつ来ても地元の常連さんたちのみんな顔見知り感、内輪感がすごい。
割と早くに着いたので最前列に座っていたのだが、開演直前に後ろからそういった常連さんの一人にめくりをめくるように頼まれた。珍しい体験。
西明石浪漫笑
鞠輔…道具屋
梅團治…竹の水仙
春若…夏の医者
梅團治さん、CSで新しく落語番組が始まり、その収録があったのだが、会場というより「会議室」での落語会を収録した感じで、あまり予算はないのだろうなとのこと。でも、梅團治さん、雀松さん、千朝さん、三喬さん、鶴二さん(合ってたかな?)の五人がレギュラーって、豪華よねぇ? その会でやった噺をやると、竹の水仙へ。
春若さん、いつもこの会では10月にやる独演会用のネタおろし試運転をやるのだが、今年は体調不良もあり間に合っていないので去年の独演会でやった噺をと「夏の医者」を。これが、枝雀版の忠実なカバーで、煙管を吹かす時の寄り目や「ジャイアントスネーク」「ファーストエクスピアリアンスインヒズライフ」といった枝雀さん独特のくすぐりも忠実に再現。上品、かつ、。実に楽しそう。