“三昧”/LIBRO
去年の夏に出ていたものを、偶然見つけたので慌てて買ったのだけれど、これはいい!
これの前作にあたる“音楽三昧”は、正直ピンとこなかったのだけれど、これはいい!
トラックはより深みっつうか、奥行きっつうか、そんなものを増している。
レゲエからの影響を強く受けた、抑揚豊かなフロウとテクニカルな押韻も健在。いつもよりもリラックスしている感じすら受ける。
今のところ唯一のアルバムである“胎動”も内省的ないい作品だったけれど、本作のように、そこに力強いポジティブさが加わった新しいアルバムが聴いてみたい、そんな気にさせてくれたっす。