2006-10-02 「意識」とは何だろうか 書籍 ポピュラーサイエンス 「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書)作者:下條 信輔講談社Amazon読了。意識というものを環境とのダイナミックな相互作用として捉える立場から、認知科学の諸相について概観した入門書。 「サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)」よりもサクサクと読み進めることができた。索引がついていないのは残念。 心理学と聞いてフロイトとかユングとかラカンとかを思い浮かべてしまう人、言い換えると精神分析と心理学を混同している人には強烈にオススメ。 心理学的な人間観って大事だと思うんだけどなぁ。