競馬、年明けから絶不調。
愛知杯、ルビーカサブランカ勝ち。秋競馬で馬券的にお世話になったアンドヴァラナウト、太め残りで直線伸びず惨敗。
京成杯、オニャンコポン勝ち。エイシンフラッシュ産駒JRA重賞初勝利。軸にしたトゥーサン、惨敗。まあ、人気も低かったしな。
日経新春杯、ヨーハーレイク勝ち。ステラヴェローチェ2着。軸にしたショウナンバルディ、惨敗。まあ、3着に入ったヤシャマルも、1着になったヨーハーレイクも抑えてなかったので、擦りもしていない。
日曜は動楽亭昼席へ。客足少なめ。やはり、コロナのオミクロン株の感染拡大が影響しているのだろうか。
りょうば…阿弥陀池
雀五郎…初天神
たま…池田の猪買い
新治…狼講釈
中入
英華(女道楽)
枝光…芝浜(夢の革財布)
りょうばさんと雀五郎さんは先日も聞いたネタ。ただ、りょうばさんは先日よりも勢いがあって良かったように思った。
たまさんの池田の猪買いは初めて聞いたように思う。たまさんらしく再構成されていて、膨らます笑わせ所が個性的で、フレッシュ。
新治さん、狼講釈はおなじみの得意ネタなんだけれど、講釈部分が以前聞いた時よりもアドリブ感増していてフリーダム。愉快だった。
英華さん、毎度楽しい。先日聞いたたまごさんと比べると、やはり三味線が安定して聞けるなぁ。3代目春團治師匠とのエピソードの後に「野崎」を引いてくれたのが嬉しかった。ひくのは久々とおっしゃっていたが聞くのも久々。途中目を瞑って聞いてしまった。3代目の生の高座になんとか間に合ったのは、宝物みたいな思い出だ。中でも、梅團治さんの会にゲストで出られた際に聞いた「皿屋敷」は本当に素晴らしかった。旅館のお座敷で、客がめいめいに座布団に座りながら、マイクなしで生の声での「皿屋敷」。贅沢な時間だったなぁ。
枝光さん、貼り出された演目だと「芝浜」となっていた。なるほど、東京からの影響が大きいであろう、演技で引っ張る感じの演じ方。おかみさんの真に迫った演技が印象的。
私が米朝一門の高座を聞く機会が多いからかもしれないけれど、上方落語って、悲しみの表現では「こてこて」「もっちゃり」のイメージと反してさりげなさ、繊細さを要求されるような印象を持っていることに改めて気がついた。以前聞いた雀三郎さんの「夢の革財布」などはまさにその真骨頂。そういった意味では、今日聞いた枝光さんのそれは、上方では珍しいタイプの高座。やはり、長年北海道を地盤に活動されていたことも関係しているのだろうか。