土曜日は一日中寝ていた。一歩も外に出ず。
競馬、アルテミスステークスはよくわからんかったのでミントの複勝だけ買ったんだけれど、同じエピファネイア産駒のサークルオブライフが勝った。Twitterでアンカツ氏が強い勝ち方だと褒めていたが、素人目にはそこまでよくわからず。
スワンステークスはルークズネストを軸にワイドを買ったが、4着。映像見てみたら、道中包まれて思うように動けなかったところをゴール前追い込んでハナ差の4着なので、内容は悪くない。今後も期待できる内容。
日曜日、久しぶりにびわ湖浜大津寄席へ。前に行ったのは会場が変わる前だったから、会の名前も「大津みゆき落語会」だった。
土地勘はあまりないのだが、湖西線の、琵琶湖と山の間の細長い土地を這っていくような景色は、好きである。大津京駅で京阪に乗り換え、浜大津駅へ。
弥っこ…野ざらし
雀喜…中学生ブルース
米二…親子茶屋
中入
米二…崇徳院
なんといっても、米二さんの二席が圧巻。こんなに高座に没入できたのは久しぶりだ。大爆笑、ではない。でも噺の中に没入するのが楽しくてたまらない。思えば、生の落語を聞き始めて間もない頃に米二さんの「口入屋」で話の中に引き込まれ、「落語ってすごいかもしれない!」とのめり込むようになったのだ。以来、何度も米二さんには引き込まれている。9月に大阪に戻ってきて以来、基本毎週誰かしらの落語を聞きにいかせてもらっているが、だから母数が少なくてアレなんだが、この秋聞いた中では今日の米二さんの二席が一番だった。
余談。お茶子さんが今日デビュー戦とのことで、辿々しくて初々しい。最初、膝隠しを上下逆に置こうとするミラクル。微笑ましさに客席から笑いが漏れる。いい雰囲気だった。
終演後、すっかりいい気分にさせてもらった後に、天皇賞・秋の結果確認。エフフォーリアが勝ち、コントレイルとグランアレグリアが続く。三強が、それぞれ強い競馬をしたいいレース。思い切って押し切ろうとして抜け出したグランアレグリア。まさに横綱相撲という感じでそれを捉えたエフフォーリア。外から追い詰めるもわずかに及ばなかったコントレイル。ダービーと似たような構図だが、今度はエフフォーリアが差されずに振り切った。この3頭が抜けた競馬で、勝ったエフフォーリアの株が上がり、かつ強い負け方をした2頭の株も上がりこそすれ下がることはない、名レースだったと思う。