万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

日記。天皇賞・秋。素晴らしかった米二さんの高座。

土曜日は一日中寝ていた。一歩も外に出ず。

競馬、アルテミスステークスはよくわからんかったのでミントの複勝だけ買ったんだけれど、同じエピファネイア産駒のサークルオブライフが勝った。Twitterアンカツ氏が強い勝ち方だと褒めていたが、素人目にはそこまでよくわからず。

スワンステークスはルークズネストを軸にワイドを買ったが、4着。映像見てみたら、道中包まれて思うように動けなかったところをゴール前追い込んでハナ差の4着なので、内容は悪くない。今後も期待できる内容。

日曜日、久しぶりにびわ浜大津寄席へ。前に行ったのは会場が変わる前だったから、会の名前も「大津みゆき落語会」だった。

土地勘はあまりないのだが、湖西線の、琵琶湖と山の間の細長い土地を這っていくような景色は、好きである。大津京駅で京阪に乗り換え、浜大津駅へ。

 

びわ浜大津寄席 (スカイプラザ浜大津)

弥っこ…野ざらし

雀喜…中学生ブルース

米二…親子茶屋

中入

米二…崇徳院

 

 

なんといっても、米二さんの二席が圧巻。こんなに高座に没入できたのは久しぶりだ。大爆笑、ではない。でも噺の中に没入するのが楽しくてたまらない。思えば、生の落語を聞き始めて間もない頃に米二さんの「口入屋」で話の中に引き込まれ、「落語ってすごいかもしれない!」とのめり込むようになったのだ。以来、何度も米二さんには引き込まれている。9月に大阪に戻ってきて以来、基本毎週誰かしらの落語を聞きにいかせてもらっているが、だから母数が少なくてアレなんだが、この秋聞いた中では今日の米二さんの二席が一番だった。

 

余談。お茶子さんが今日デビュー戦とのことで、辿々しくて初々しい。最初、膝隠しを上下逆に置こうとするミラクル。微笑ましさに客席から笑いが漏れる。いい雰囲気だった。

 

終演後、すっかりいい気分にさせてもらった後に、天皇賞・秋の結果確認。エフフォーリアが勝ち、コントレイルとグランアレグリアが続く。三強が、それぞれ強い競馬をしたいいレース。思い切って押し切ろうとして抜け出したグランアレグリア。まさに横綱相撲という感じでそれを捉えたエフフォーリア。外から追い詰めるもわずかに及ばなかったコントレイル。ダービーと似たような構図だが、今度はエフフォーリアが差されずに振り切った。この3頭が抜けた競馬で、勝ったエフフォーリアの株が上がり、かつ強い負け方をした2頭の株も上がりこそすれ下がることはない、名レースだったと思う。

日記。本社。乾癬の推移。

本社に顔を出す用事があった。昔世話になった上司たちが出世して大集合しており、壮観である。気楽に挨拶できる人が揃っており、嫌いな奴は一人だけだ。稀有なことかもしれない。

 

夜、風呂上がりに指輪を眺め、乾癬のことを考える。母の持病だった。去年の9月に母が亡くなった少し後に私にも症状が出始めた。母の場合は肌だったように記憶しているのだが、私な場合はまず足の裏の皮が最初に剥け(水虫と間違えて水虫の薬を塗り、悪化してえらい目にあった)、そのあと手の指先や手のひらの皮が剥けるようになった。ひどい時は沁みて大変だが、最近はそういうこともなく、足の裏はほぼおさまり、周期的に指先の皮が剥ける程度だ。他には、手の爪が分厚く変形している。これも形見のようなものだろうか。

日記。富士ステークス。繁昌亭昼席。美味いパスタ。菊花賞。ウマ娘ライブラ杯ラウンド2初日。

土曜日、富士ステークス。ワイドの軸にしたバスラットレオンは惨敗。勝ったのはソングライン。強い競馬。順当。
バスラットレオン、おそらく控える競馬を覚えさせようとしているのだけれど、今日も道中引っかかってたし、復調にはもう少しかかりそうな。春の強い勝ち方から応援していたけれど、復調まで軸にはしづらくなってしまったか。

日曜日。繁昌亭昼席。4年ぶりの繁昌亭。記憶を頼りに喫煙所に向かうも、近くのコンビニも大阪天満宮も灰皿が撤去されており、吸いづらい世の中。

開演までの時間で、以前はなかった入りやすそうな食券式のパスタ屋さんができていたので入ってみる。なんとミートソース専門。少し甘め。タバスコかけて食べる。お値段の割にしっかり美味しい。今後も足を運ぼう。

繁昌亭昼席
新幸…金明竹
竹丸…酒の粕
伯枝…鼓ヶ滝
伏見紫水(曲独楽)
米二…時うどん
中入
来世楽(津軽三味線)
三象…シルバーウェディングベル
松喬…抜け雀

新幸さん、丁寧でしっかりした開口一番。信頼度、高くなられたなぁ。
さらりと控えめな竹丸さんの後に、楽しみにしていた伯枝さん。ガタイ良くて強面で、いかにも笑福亭。大阪だと聞ける機会がまた増えると思うと嬉しい。
紫水さん、初めて見る方、と思ったら以前は龍水を名乗っておられ、その時に見たことあったようだ。10年も前。その時のことは覚えていないけれど、今日の舞台は話術が巧みで実に楽しい大変にいいものだった。絶対に外さないタイプに違いない。今日一番の驚き。
中トリ米二さん。米二さんの時うどんってあまり聞く機会ない気がするのだけれど、これは巡り合わせか。つい先日お弟子さんの二豆さんの時うどんを聞いたのでついつい比べてしまう。やはり丁寧。そういや、米二さんが話を譲り受けたところの南天さんの時うどん、聞いたことあっただろうか?
中入後、来世楽のおふたり。演奏技術が光る津軽三味線デュオ。CD出ているようだ。オリジナル曲がかっこよかったので、買おうかどうしようか思案中。
三象さん。相変わらずカミカミ。この人は、まあ、これでいいに違いない。
トリは松喬さん。実は襲名後は聞くの初めて。さすがだった。相変わらず飄々として、しっかり聞かせてくれて、そのくせとても面白い。一度東京の公演に行こうとしたけど、その時は有給が取れなかったんだよなぁ。

終演後、菊花賞結果確認。ワイドの軸にしたヴァイスメテオールは惨敗。勝ったのはタイトルホルダー。テンは飛ばして、道中緩めて、最後でまた突き放す、逃げのお手本みたいな見事な勝ち方。やはりセイウンスカイの姿がみんな被って見えるのか、言及多数。早世したドゥラメンテの後継としても期待したい。けど、頭脳プレイで手にした勝利だけに、来年の天皇賞ないしは大阪杯あたりが重要な試金石になるのかしら。

帰宅後、ウマ娘ライブラ杯ラウンド2初日。2勝、2勝、3勝、2勝で、辛くも決勝A進出。ダイワスカーレット以外に勝ち目が望めそうにないので、他の2枠をデバフに当てるべく、デバフ用エアグルーヴ通称デスグルーヴを育成。ルームマッチで試走してみるも10戦2勝。うーむ。明日のラウンド2二日目でも試してみるが、どうなるか。

日記。ウマ娘ライブラ杯ラウンド1。

ウマ娘、ライブラ杯ラウンド1。

初日はダイワスカーレットゴールドシップシンボリルドルフで挑んで12勝。

二日目はシンボリルドルフを急造のデバフ仕様マンハッタンカフェに入れ換えて14勝。

ルームマッチでも試走してみたが、やはりデバフで追い込み勢対策をした方が、勝率は上がるようだ。

なんとかラウンド2も突破出来そうな目がでてきたか。ジェミニ杯以来のA決勝1着を目指してみたくなる。

日記。ウマ娘、マンハッタンカフェ育成。サンデーサイレンス系の栄光。

最近残業が多く疲れていて、帰るとうたた寝してしまう。うたた寝ののち、少し手をつけていたマンハッタンカフェの初回育成を再開。

ストーリーには毎度感心させられるが、今回も同様であった。サンデーサイレンスと姿形がそっくりであったというマンハッタンカフェ。そこからの発想であろうが、サンデーサイレンス系の繁栄をテーマに据えている。ディープインパクトステイゴールドという、サンデーサイレンス産駒の両横綱といえる存在が未実装の状態でそれをやってのけるというのは物凄いことだ。

そして、その状態でサンデーサイレンス系の繁栄を語るのなら、やはりストーリーで大きくクローズアップされるアグネスタキオンはまさにうってつけ、ということなのだろう。競走馬としては底を見せないまま皐月賞で引退し幻の三冠馬とも呼ばれ、種牡馬としてもリーディングサイアーをとって間も無く亡くなってしまった、いわば可能性の塊だ。

スペシャルウィークサイレンススズカゼンノロブロイといった様々なタイプのSS産駒と相対したのち、ラスボスとしてアグネスタキオンが立ちはだかるというのは、なんとも象徴的であった。予測可能、回避不可能というやつだ。

距離適性の違いからか、フジキセキを絡ませることのできていないところだけが、少し引っかかるか。

ウマ娘のストーリーにおいては、その時代における競馬シーンが描かれるのみならず、ゲームの特性を活かして、時にもっと長いスパンでの競馬の歴史を振り返るようなストーリー展開がなされることがある。カレンチャンの時の、短距離路線の立役者大集合であったり、ナリタブライアンの時の、これだけの馬を倒せば史上最強馬で文句ねえだろ的な歴代のボスラッシュであったり。

90年代中盤以降の日本競馬を語る上では、サンデーサイレンス系の隆盛は絶対に欠かすことのできない要素であるが、ウマ娘はおそらくは権利関係で、その代表馬の多くを未実装のまま展開せざるを得ない状況になっている。それでも、サンデーサイレンス系の物語にチャレンジし、それを見事にまとめてみせるのだから、本当に大したものだ。次はブライアンズタイムトニービンお願いします。

 

日記。嫌いな同業者。相関と因果。

四年ぶりに大阪に戻ってきて、顔馴染みの仕事仲間にも会うことが増えたのだが、その中には当然「あ、こいつそういえば嫌な奴だった」という御仁も含まれる。今週はそんなことが多かった。3人も。満腹である。

Twitterで、相関関係と因果関係を混同している方の相手をする。なるべく丁寧に説明したつもりだが、やはり話は通じなかった。Twitterで議論めいたことなどもう二度としない。いっつもそう思っては、またたまーにやらかしてしまうのである。