万来堂日記3rd(仮)

万来堂日記2nd( http://d.hatena.ne.jp/banraidou/ )の管理人が、せっかく招待されたのだからとなんとなく移行したブログ。

日記。空腹。動楽亭昼席。府中牝馬ステークス。秋華賞。空腹。

金曜日、帰宅後に府中牝馬ステークス秋華賞の馬券購入。

土曜日、夕方まで寝てしまった。起きて府中牝馬ステークスの結果を確認したところ、ワイドの軸にしたドナアトラエンテは惜しくも差のない4着。しかし内から伸びていい競馬だったので、今後も東京競馬場なら狙ってみたくなる。

 

日曜日、また動楽亭昼席へ。

 

二豆…時うどん

ちょうば…七度狐

染太…替わり目

花團治…持参金

中入

まん我…応挙の幽霊

米二…饅頭こわい

 

二豆さん、よく受けていた。このくらいから少し腹が減りはじめた。朝飯ちゃんも食ってきたのに。

ちょうばさん、まくらもそこそこにさくっと七度狐へ。まん我さんもそうだけれど、次に繋げる位置の人が、こういった少し気の利いた演目をやって、こちらの興味や集中力を持続させてくれるの、大変に嬉しいしありがたい。

花團治さん、この話はあまりかからない。特に東京だと、ことに末廣亭だとかからない演目と前置きして、さてどんな珍品かと思ったら持参金だった。いや、今日のトリの米二さんの得意技だけれども。高座自体は、米二さんのそれとは違う、どこか華やかというか、テンション高い感じがあって、興味深い。

まん我さん、少し珍しいネタをさらりと。堅実。ありがたい。

米二さん、饅頭こわい。狐に化かされる、聞くの自体久しぶりな気がする。怪談調のあたりからすっかり引き込まれる。しかし、空きっ腹で饅頭食べるの見るのはキツかった。

今日の演目、時うどんと饅頭こわいが食べ物の話、替わり目と応挙の幽霊が酒の話、替わり目と持参金が夫婦の話、七度狐と饅頭こわいが狐に化かされる話と、少しずつ重なっているのが、ちょっと面白かった。

 

終演後、秋華賞の結果確認。ワイドの軸にしたアンドヴァラナウトは見事に差のない3着。馬券は当たった。1着はアカイトリノムスメ。ソダシは最後の直線沈んで10着。なんでも、歯が折れて血がダラダラだったらしい。仕方ないね。

ユーバーレーベンは惨敗。軽度とは言え骨折の休み明けだわ、逃げたエイシンヒテンが4着に粘る前半1000m61秒のスローペースだわで、今回はとことん向かなかったんだろうなぁ。

 

帰路、蕎麦食って、そののちコンビニで大福と饅頭買って帰宅。とにかく腹が減っていたのだ。

 

日記。動楽亭昼席。京都大賞典。マカヒキ。小三治師匠。

土曜日。終日ごろごろ。競馬はサウジアラビアロイヤルカップカップ。ワイドを買っていたが赤字。でも、4着にきたウナギノボリは今後が楽しみになる競馬。

 

日曜日、昼過ぎに起きるが、なんとか動楽亭昼席に間に合う。開演直前に、Twitter小三治師匠の訃報を知る。今日はお客さん少なめ。

 

慶治朗…みかん屋

弥太郎…阿弥陀池

ひろば…真田小僧

米左…悋気の独楽

中入

紅雀…義眼

文之助…仔猫

 

慶治朗さん、穏やかで朗らかでいい高座。弥太郎さん、忙しなくてもったいない。米左さん、あんなに上手いのに、なんであんな皮肉なこと言うんだろう。素直に楽しめなくなってしまう。文之助さん、名人。相変わらず物凄く上手い。

 

帰り道、小三治師匠の音源のことあれこれ考えながら、競馬の結果をチェック。

毎日王冠、シュネルマイスター強かった。勝ちパターンのダノンキングリーをきっちり捉えて、内容の良い競馬。馬券的には赤字。

京都大賞典。もう落ち目だろうと切った3頭が3頭とも強い競馬をして3着まで独占した、馬券的には完敗の競馬。でも、マカヒキの復活には嬉しくなってしまう。アリストテレスの勝ちパターンかと思ったけど、マカヒキ、先がゴール前のもうひと伸びがすごかった。8歳であんな競馬できるんだねぇ。

日記。仕事のやり方。

今週ミーティングあり。それをきっかけに仕事のやり方を若干の変えた。データをより活用することを念頭においたやり方。成果は出つつあると思うが、さて、どうなることやら。

先週の凱旋門賞はまさかの撃沈。クロノジェネシスが最後の直線でああも沈むとは。相当タフな競馬だったのだろうリアルタイムでは、Vtuberさんの同時視聴枠を二窓で開いてのラジオ視聴。テレビがないので。ニュイ・ソシエール氏と遠野莉緒奈氏。よく見ている。

土曜日は丸々休みにして、日曜日はまた落語を聞きに行く予定。

日記。動楽亭昼席。唐辛子。スプリンターズS。凱旋門賞。

日曜。昼まで寝た後に、動楽亭昼席へ。

 

米輝…道具屋

二乗…馬の尾

歌之助…手紙無筆

よね吉…天災

中入

南光…小三治コーヒー日記

米左…三枚起請

 

米左さんは団朝さんの代演。

米輝さん聞いてつまらなかったことが一度もないので、今日の会もいいものになるに違いない、と思いながら聞くなど。

二乗さん、珍しい演目でうまく繋ぐ。最近得意の写真の仇討ちといい、今日の馬の尾といい、得意の「癪の合薬」といい、珍しい小品でこちらの興味を繋ぎ止めてくれる感じ。

歌之助さん、相変わらず腕っこきである。歌之助さんも、何聞いても大概面白い。

よね吉さん、天災。弾けてはった。終盤の客いじりもハマった。今日一番の笑いの量。さすがだ。

中入後は南光さん。昨日はトリだったが今日は違うのでなんの責任もないと宣言してからのフリートーク。八十八さんの襲名披露興行で小三治師匠に出てもらった際のあれこれや、老後に喫茶店をやってみたい話などなど。高座から降りる際に軽く「すいません」とおっしゃっていて、ちゃんと落語をやらなくてすいませんということなんだと思うのだけれど、バッチリ面白いんだから問題は何もないし、ましてやトリではないし、古希を迎えようとしているのに未だに新たな演目に取り組んでらっしゃるのもこちらは知っているし。

トリは代演の米左さん。三枚起請をきっちり。堅実。良かった。

 

 

帰り、牛丼屋へ。中に蓋が付いているタイプと思い、蓋を捻って開けて唐辛子をかけたら、中に蓋なんかないタイプで、瓶丸ごとかけてしまう、こんな「親子酒」みたいなことが本当にあるとは思わなかった。落語は聞くに限る。実感するものではない。

 

スプリンターズS、2着のレステンシアを軸にワイドを買っていたので、赤字だが的中。一着はピクシーナイト。まだ3歳。古馬になってから楽しみ。

メイケイエール4着。やはり大成するとしても来年以降か。

夜は凱旋門賞。楽しみ。クロノジェネシスを軸に3連複を何通りか買っている。勝つのは苦しいかもしれないが4着以下に敗れ去るのも想像しにくいし、何より買わずに勝ったら、こんなに悔しいことはない。夜が楽しみ。

日記。通院。梅田。

土曜日。こちらに来てから初めての通院。心療内科

診察自体は特に変わったことなし。

久々に梅田に出ることになったが、梅田など以前も滅多に行かなかったので、何もすることがない。映画もすっかり見に行かなくなってしまったし。

適当に歩いてたらWINSがあったので入ってみる。今はコロナ対策でレースの実況も流しておらず、そうするとネットで買った方が便利、そのせいもあるだろう、人出も少ない。コロナ禍ではそれでいいのだろうが。

グッズショップを少し覗き、何も買わずに電車に乗り帰宅。馬券は外れた。

家に帰り、Vtuberの配信を流しながらウマ娘プレイ。うまくいきそうで、もうひと一押し足りない。

日記。夕焼けなど。

大阪に転勤してきて2週目。仕事内容自体は大して変わらないとは言っても、やはり細かいやり方が色々違っている。自分で自分の仕事をハンドリングできないのは、やはりストレスが溜まる。

金曜日、出先から勤務先へ戻る際、オレンジ色の夕焼け。今週唯一の良いことであった。

明日は大阪に来てから初めての通院。明後日は一応、また落語を聞きに行く予定。

日記、大阪に戻ってくるなど。早速落語を聞きに行くなど

転勤にて、4年ぶりに大阪に戻ってくる。14日引越し。15日、役所やらなんやら言った後に、初めて喜楽館へ。

後日配信されることもあってか、演目としては堅実なチョイス。でも久々ということもあるだろう、銀瓶さんの「天災」も文之助さんの「星野屋」も楽しめた。

 

金曜日の日中に発作的に土曜日の会の予約を入れ、土曜日は動楽亭リモート寄席へ。短めの会の1日3回公演。3回の通し券を購入。

朝の部、トークの後、佐ん吉さん「肝つぶし」と気の利いたチョイス。続くしん吉さん、なんとスーツで登場。師匠である吉朝さんの演出を踏襲したものだそう。サービス精神。演目は新作の「長尾さん」

 

昼の部、二葉さん「近日息子」怒りまくるシーンでの弾ける様子が面白く、怒りのあまり涙が出てきてそれを拭う仕草が「あー、二葉さん本当にやってそう!」と、大変に楽しい。米二さんはお馴染みの「替り目」。フルバージョン。まくらがいつもよりフリーダム。コロナでホテル療養した時のあれこれなど。

 

夜の部。トークでお互いの入門時の話など。ちょうばさん「稲荷俥」、こちらも渋いチョイス。私にとってはこの日の大トリたる千朝さんはなんとびっくり「愛宕山」。春の大ネタがまさか聞けるとは思わず、得した気分に。

 

 

翌日は運良くキャンセルがでで滑り込むことができたまつばら落語会へ。新治さんと文華さん。豪華。

コロナ下で2年ぶりの開催とのことで、演者側も人数を絞っておられ、前座さんもお囃子さんもなし。お囃子はCDで。それで新治さんはレベルの高い口入屋やってしまうんだこら大したものである。

トークの後、文華さん「時うどん」、文華さん、声がガラガラ声なんだけれど、こちらに立体的に想像させる所作のうまさとか、たっぷりした間の取り方を笑いに変えたりとか、この人ほど音源ではなく生で見た方が楽しい人というのも少ないのではと思う。もう一席の「笠碁」も、仲の良い二人が次第に口論になっていくシーンの「次第に」の部分が強調されていて、大変に楽しい。

新治さんは「口入屋」と「きせる」。口入屋は好きな演目。「きせる」は初めて聞く演目。笑いはなく、淡々と聴かせる人情噺。検索してみたら、有名なO・ヘンリー「賢者の贈り物」を、これまた有名な織田正吉先生が新作落語に仕立て直し、それを師匠たる五郎兵衛さんがやられていたそうだ。珍しい演目。