動楽亭 月刊笑福亭たま vol.3
呂好…狸賽
たま…崇禅寺馬場
たま…カケ酒
坊枝…天王寺詣り
中入
たま…別れたい
開園時間の10分ほど前にギリギリで間に合う。昨日の三三さんの会も満員だったが、こちらも満員。満員の動楽亭というのは久しぶりで、嬉しい気分になる。
そういや、三三さんとたまさんって、年齢的には同学年なのな。
今日は初めて聞く演目はネタ下ろしの「別れたい」のみ。つまらない高座は一つもなかった。また、坊枝さんのマクラは最高。
「別れたい」は、メンヘル気味の彼女と別れたいと友人に相談する男。ところが男のアドバイスは過激なものばかり。それをいざ実行しようとするも、思い込みの強い彼女はさらにそれよりも過激で……といった、師匠である福笑さんの「狼の挽歌」を思い出させるようなアウトロー暴走喜劇。良識とかメッセージ性とかそんなんどこ吹く風で、腹を抱えて笑った。これはまた見たい。