初めて姫路に行ってきた。
なんか、予想していた以上に拓けていて、びっくりした。アーケード活気あるし、タワーレコあるし、広場に屋台がいっぱい出てるし、お城は改修中でプレハブだし。
うろうろ歩き回って、御座候と駅そば食べて帰ってきましたよ。満足満足。また行きたい。
で、落語会目的で行ったのですよ。亀山本徳寺。これもまた、思っていたよりも立派なお寺。
御坊落語会
小鯛…つる
文我…らくだ
中入
生喬…隣の桜
文我…三十石
文我さん、まさかのらくだフルバージョン。サゲが普通と少し違っていた。
トリも三十石。
珍品のイメージがある文我さんだけど、この日はおなじみの大ネタをたっぷり聞かせてくれた。
ドラマティックな盛り上げ方とは違った、落語らしいというか、楽しいらくだ。
三十石、マクラが良くって。大阪から伊勢への道中を細かく説明し、自らもその道を徒歩で辿ってみた時の体験も面白く聞かせてくれる。で、その道中の完結編としての三十石に入るわけで。ただ「お伊勢参りからの帰り道で京都に立ち寄って」とだけ言われるのとは重みが違うというか。そこまでに長い道中があったのだなというのが、実在感を持って感じられる。マクラが本編の価値を高める感じで、本当に良かった。