落語。先週は行かなかったのでというわけでもないのだが、今週は土日ともに動楽亭昼席へ。両日とも客入りもよく、また、素晴らしい高座が多かった。
土曜日
米輝…つる
そうば…上燗屋
八光…ちりとてちん
塩鯛…三十石
中入
生喬…隣の桜
福笑…コスプレ
日曜日
天吾…煮売屋
二乗…写真の仇討ち
八光…犬の目
梅團治…抜け雀
中入
南天…いらちの愛宕詣り
福笑…コロナ新喜劇
多いので、印象に残った高座だけ簡単にメモしておく。
そうばさん、4年前に関東に転勤する前に聞いた時よりも、格段に面白い。
塩鯛さん、中入で三十石聞けるとは思わずお得感あり。なんというか、大ネタなので聴く側も構えてしまうところがあるような演目だと思うんだけれど、やや不意をつかれたようなところがあり、リラックスした雰囲気で楽しめた三十石だった。
生喬さん、「隣の桜」って、こんなお囃子さんとのコンビネーションが印象的な話だったっけ? と再認識。今後見る目が変わりそう。
初日の福笑さん。やや突飛な設定に序盤はややとまどいを感じてるような客席だった気がするけれど、後半の爆発力はさすが。強制的に笑わされてしまう。
二日目。天吾さんは聴くの初めて。実にテンポ良くご陽気で快調な高座。とても好印象。やはり師匠である南天さんの色も濃く感じられる。
二乗さん。珍品とはいえ最近頻繁にかけられる「写真の仇討ち」最初はまたかいなと思わないでもなかったけれど、不思議なもので中盤以降フレッシュな気持ちで楽しめた。あと、明らかに以前よりも枕が上手くなってらっしゃる。
梅團治さん。相変わらずいい意味でもっちゃりとした高座。泥臭いけどギリギリでやりすぎないというか。二日連続で中トリでかなりの満足感あり。
南天さん。高座の出来でいったら、この二日間で一番の好印象。さすが古典の再構成をやらせたら天下一品。お馴染みの演目を、気を衒うことなしに、わかりやすくフレッシュに聴かせてくれる。
二日目の福笑さん。かなり実験的な演目で、吉本新喜劇の定番ネタを知らないとたぶん十分に楽しめない。正直、昨日に比べると客席の反応は今ひとつ。しかし、70超えて実験やらはる姿は実に心強いというか。以前たまさんが円丈師匠のことを「みなさん、たとえ滑っても円丈のもう一席が聞きたいでしょ!?」みたいなことを言ってた記憶があるのだけれど、今日の福笑さんがまさにそんな感じ。新作でも古典でも、既に評価を得ている定番ネタがあるのはこちらだって知っている。でも、まだまだチャレンジされる姿が見られる。素晴らしいじゃないかと思うのだ。
競馬。当たったのはフィリーズレビューのワイドのみ。勝ったサプライズアンセムと2着のナムラクレアは差のない競馬。今年の牝馬クラシック戦線は、どうも混戦模様か。今のところナミュールが一歩リードですかね。
金鯱賞はジャックドールが強い競馬で5連勝。臨戦過程やクラシック終えてからの本格化でサイレンススズカとイメージがかぶるけれども、ジャックドールは速さではなくタフさで逃げ切る馬という印象。速めで安定したペースを刻み続けて、最後まで崩れない。いや、どちらにしても強いんだけど。大阪杯でのエフフォーリアとの対戦が今から楽しみだけれど、ジャックドールにとっては久々の右回りをどうこなすか。
阪神スプリングジャンプはエイシンクリックが勝利。というか、断然の一番人気のオジュウチョウサンが3着に敗退。やはり、珍しく私が障害レースで馬券買ったのがいけなかったのか。
中山牝馬ステークスはクリノプレミアムとアプレイズの人気薄2頭で決まり、3着から6着までは団子状態。私が軸にしたテルツェットとルビーカサブランカは5着と6着なのであった。
ウマ娘、新シナリオの調子が飲み込めつつある。それに伴い、チームレースのスコアがえらく伸びている。自己最高の74万を記録。でも、来週はおそらくチャンピオンズミーティング用の育成に専念するだろうから、チームレースの伸びはひとまず止まるだろう。ステータスはある程度安定して伸ばせるので、あとは長距離Sがつくまでの根気比べだ。